アップル、「iTunes 10.3」を提供開始

-iTunes in the Cloud対応や自動ダウンロードなど


iTunes 10.3

 アップルは、iTunesの最新バージョン「iTunes 10.3」を公開した。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5以降。

 新たにiTunesで購入した音楽を、複数のiOSデバイスやパソコンで自動同期させる「iTunes in the Cloud」のベータ版に対応。iTunesで過去に購入した楽曲を、様々なiOSデバイスやiTunes搭載パソコンで共有可能になる。ただし、このサービスを展開予定の国は、現時点では米国のみとなっている。


自動ダウンロードを追加

 また、iTunes 10.3では「自動ダウンロード」を追加。デバイスやコンピュータから、iTunesで音楽やアプリ、Booksを購入すると、MacやiOSデバイスにそのコピーが自動的にダウンロードされる。また、以前購入した楽曲を追加費用なしでダウンロードできる機能も追加される。なお、編集部で7日に確認したところ、[自動ダウンロード]の項目に「アプリケーション」と「ブック」が表示されたが、音楽のチェックボックスは表示されなかった。

 そのほか、iTunes StoreにBooksを追加。購入した電子書籍はiPadやiPhone/iPod touchなどに自動的にダウンロードされる。



(2011年 6月 7日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]