三菱、7型液晶/地デジ12セグ/HDMI搭載の8GBメモリナビ

NR-MZ50

　三菱電機は、7型液晶と地デジ12セグ/ワンセグチューナを搭載した8GBメモリナビ「NR-MZ50」を8月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後。

　7型/800×480ドットの抵抗感圧式タッチパネル液晶を搭載し、12セグ/ワンセグチューナ、DVD/CD/SDスロット、iPod対応USB端子などを備えた2DIN AVナビ。Bluetoothも搭載し、対応機器からワイヤレスでの音楽再生も可能。FM/AMチューナも搭載する。アンプの最大出力は45W×4ch。

　独自の音響技術も採用。「PremiDIA-HD」は、デジタル音源の圧縮時に欠落した情報を低音から高音まで広い帯域で予測補完、オリジナルに近い音源を再生するという機能。「PremiDIA-WIDE」は、実際のスピーカー位置よりワイドな音像を生成するバーチャルサラウンド機能となっている。

　DVDプレーヤーでは、DVDビデオのほか、デジタル放送をVRモードで記録したディスクも再生可能。CD-R/RWに記録したMP3/WMA/AAC音楽も再生できる。

　SDカードスロットを備え、音楽CDからSDカードへのリッピングも可能。最大999曲(またはCD最大99枚分)の楽曲をSD/SDHCカード(最大32GB)に記録できる。また、パソコンでSDカードに記録した音楽(最大3,000曲)も再生できる。再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC。USB部は、USBメモリやオーディオプレーヤー内の音楽が再生できるほか、接続したiPhone/iPodも再生可能。

　HDMI(タイプE)入力も装備。同社が今秋発売予定というBlu-ray Discプレーヤーと接続することで、車内でBD再生が行なえる。

　ナビ機能では、新開発のナビ専用LSIと、地図データの記録媒体に8GBフラッシュメモリを採用したことで、地図スクロールや目的地検索などの操作を高速化。また、パイオニアが運営する「スマートループ渋滞情報」を使用したリアルタイムの渋滞情報取得や、EV(電気自動車)用充電スタンド情報を携帯電話を介して取得する「OpenInfo」機能も利用できる。