JVCケンウッド、ビクターとケンウッドを吸収合併

-1社体制に移行。ブランドは存続


 JVCケンウッドは1日、傘下の事業会社、日本ビクターとケンウッド、J&Kカーエレクトロニクスを吸収合併することを決議した。合併日は10月1日を予定している。

 これまでは持ち株会社と、3事業会社体制で統合経営を進めてきたが、合併による一体会社経営で、統合効果を高め利益ある成長を加速するとしている。合併存続会社はJVCケンウッドで、各社の権利義務を承継。1927年設立の日本ビクター、1946年設立のケンウッドは消滅会社となる。

 ビクターとケンウッドの各ブランドは継続、発展させ、商品開発/製造/販売はJVCケンウッドが担当。グループの強みである映像技術や音響技術、無線技術、音楽/映像ソフトをコアに、カーエレクトロニクス、業務用システム、ホーム&モバイルエレクトロニクス、エンタテインメントの4事業を推進。特に、カーエレクトロニクスと、業務用システムに経営資源を集中する。


(2011年 8月 2日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]