ソニー、スマホにも充電可能な非常用手回しラジオ

-手回し5分で3分通話。LEDライト付き


ICF-B03のシルバー

 ソニーは、手回しで充電できる非常用ポータブルラジオ「ICF-B03」を2月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6,000円前後。カラーはホワイト(W)、オレンジ(D)、シルバー(S)の3色。

 本体に備えたハンドルを手回しして充電できるポータブルAM/FMラジオ。IPX2相当の防滴設計となっているほか、非常用のLEDライトも備える。

 東日本大震災を機に注目され、大きく販売台数を伸ばしたという「ICF-B02」の後継機種で、新たにAndroidスマートフォンへの充電にも対応したことが特徴。従来モデルに付属していたドコモ/au/ソフトバンクのフィーチャーフォン向け充電端子に加え、スマートフォンの充電用マイクロUSB端子も同梱した。

 充電できるスマートフォンは、XperiaやGALAXY、REGZA Phoneなど。iPhoneや一部のスマートフォンには対応しない。


カラーは3色スマートフォン充電用のマイクロUSB端子を装備充電用端子に、付属のプラグアダプタを接続してスマートフォンなどを充電可能

 手回しで5分間充電した場合(1秒にハンドル2回転)、スマートフォンでは約3分の連続通話/約30分の待受けが可能。フィーチャーフォンの場合も連続通話は約3分、待受けは約90分間行なえる。

 単4電池2本でも動作。電池から携帯電話/スマートフォンへの充電も可能で、スマートフォンにアルカリ電池で約40分間充電すると約20分の通話/約4時間の待受けが可能。フィーチャーフォンの場合、約1時間の充電で連続通話は約20分/待受けは約10時間。


背面に手回し充電/電池の切り替えスイッチを備える

 アルカリ電池でのラジオ受信時間は、AMで約50時間、FMで約40時間。LEDライトはスポットライト/ソフトライトの切り替えが可能。ライトの点灯時間は、アルカリ電池利用で約30時間。

 外形寸法は130×52×77mm(幅×奥行き×高さ)、重量は285g。非常用のホイッスルや、ハンドストラップ、キャリングポーチなどが付属する。


ライト点灯時。左がスポットライト/右がソフトライト非常用のホイッスル(写真右上)なども付属する


(2012年 1月 19日)

[AV Watch編集部 中林暁]