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2014年9月17日

2014年9月16日

2014年9月15日

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パナソニック、スマートAV連携の最上位PDP VIERA「VT5」

−DIGAと直接無線連携のスマートビエラ。もっとTV


VIERA VT5シリーズ

 パナソニックは、黒の表現力を向上したフル・ブラックパネルIIIを搭載し、スマートフォン連携など外部機器/サービス連携を大幅に強化したVIERAシリーズ最上位モデルのプラズマテレビ「VIERA VT5シリーズ」を4月20日より発売する。

 60型の「TH-P60VT5」と55型の「TH-P55VT5」、50型の「TH-P50VT5」が用意され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は60型が50万円前後、55型が43万円前後、50型が36万円前後。40型台はラインナップされない。

 新パネルの採用などによる高画質化に加え、録画機能の強化や、スマートフォンや外部サービス連携を強化。また、本シリーズから「スマートビエラ」というサブブランドで展開。ネットワーク対応や省エネ家電連携、スマートフォン連携などを訴求する。


TH-P60VT5 TH-P55VT5

■ シンプルWiFiなどネットワーク強化

 プラズマパネルは、3D対応のフルHD「フルブラックパネルIII」。画質に加え、ネットワークや録画機能を大幅に強化。チューナは地上/BS/110度CSデジタルを各3系統で、別売のUSB HDDへの録画機能を搭載2番組同時録画に対応する。

 USB HDDへの録画はMPEG-2 TSのストリーム録画だけでなく、MPEG-4 AVCエンコードによる長時間録画に対応。「標準」、「長時間1(6Mbps)」、「長時間2(3Mbps)」の3モードを用意し、500GBのHDDの場合最大350時間録画できる。録画番組のシーンの切り替わりを自動的に検出し、自動的にチャプタを作成する「オートチャプター」にも対応。録画した番組は、DLNA/DTCP-IPを使ったネットワークダビングに対応したブルーレイDIGAなどにダビングできる。

 番組表はG-GUIDEで、3/5/7/9/11/15/19チャンネルの表示が選択可能な「インテリジェントテレビ番組ガイド」に対応。1カ月先までの注目番組を写真付きでチェックできる「注目番組」機能や、ジャンル検索機能、音声読み上げ機能などを装備。裏番組の一覧表示機能やPinP表示機能も備えている。

・シンプルWiFiでDIGAやスマホと無線LAN直結

無線LAN環境が無くてもお部屋ジャンプリンクが楽しめる

 最大の特徴は各機器との連携。同社のブルーレイDIGAなどの対応製品との無線LAN連携が強化されており、リモコンに「ディーガ操作」ボタンも新設。今まで以上にDIGAとの連携を想定している。

 Ethernetのほか、IEEE 802.11a/b/g/n対応の無線LANを搭載。従来は他社製の無線LANルータと連携する形であったが、無線ルータが無くても「シンプルWi-Fi」対応のDIGAに直接接続できるようになった。

 DLNA/DTCP-IPサーバー機能の「お部屋ジャンプリンクサーバー」機能も搭載し、VIERAで受信したデジタル放送やUSB HDDに録画した番組、SDカードやUSBメモリに保存した写真を無線LAN経由で、お部屋ジャンプリンク対応のテレビやレコーダ、スマートフォンなどに転送し、家中のいろいろな場所で楽しめる。


放送転送に対応

 対応クライアントは、お部屋ジャンプリンク対応「VIERA」など。スマートフォンはパナソニック製のDTCP-IP対応端末で、現時点ではNTTドコモの「P-02D」のみ。また、クライアント側がVIERAの'12年モデルの場合、お部屋ジャンプリンク再生時でもチャプタスキップやレジューム再生に対応する。

 テレビでは業界初という「放送転送」に対応。VIERAのチューナで受信中の番組を、スマートフォンや別のテレビで楽しめるため、BSアンテナが来ていない場所のテレビで、BS視聴なども可能になる。


スマートフォン内のビデオなどをVIERAに出力

 スマートフォン向けのアプリとして「ビエラリモート 2.0」を無償提供。Androidスマートフォン版とiOS版が用意される。ビエラリモート 2.0は、携帯電話やスマートフォン内の写真や動画をVIERAに直接出力できるほか、リモコン機能などを備えたアプリとなる。

 スマートフォンでは、JPEGのほか、MPO形式の3D写真もVIERAで視聴できる。動画はMP4に対応する。また、Android版のビエラリモート 2.0では、AACとWAVの音楽ファイルも無線LAN経由でVIERAに出力し、VIERAのスピーカーで音楽を楽しめる。


製品種別 対応端末 ビエラリモート 2.0 VIERAに送れる
コンテンツ
携帯電話 LUMIX Phone P-03/P05C - 写真:JPEG
Android LUMIX Phone P-02Dなど 写真:JPEG/MPO
動画:MP4
音楽:AAC/WAV
(ビエラリモート利用時)
iOS iPhone 写真:JPEG/MPO
動画:MP4
ビエラリモート 2.0 Android版

 さらに、WebページをVIERAで確認でき、スマートフォン側の表示はフリーポイントとなるため、スマホのタッチパネルをトラックパッドのように使って、大画面を見ながら操作できる。VIERAのリモコンとしても利用可能で、電源ON/OFFも可能。Webページ閲覧時にはスマートフォンからキーボード入力できる。また、ビエラ・コネクトアプリのゲームプレイ時にはスマートフォンをコントローラとして利用できる。


・もっとTVにも対応。ビエラ・コネクト拡張

もっとTV

 ネットワークサービスの「ビエラ・コネクト」も強化。民放キー局5社が中心となり、4月にスタート予定のVODサービス「もっとTV」に対応する。従来のテレビ放送だけでなく、放送済みの番組や録画を忘れた番組にもリモコンの「もっとTV」ボタンからアクセスできる。テレビ視聴中にもっとTVボタンを押すと、該当放送局のVOD一覧を表示し、その中からおすすめ番組などを案内。見たい番組を選んで、再生できる。また、ジャンルやワード検索、ランキング機能なども備えている。

 radiko.jpやUstreamなどの各ビエラ・コネクトサービスも利用可能。


局ごとのVODサービスにもアクセスできる もっとTVの操作イメージ

■ 新パネルで画質向上。3DメガネもBluetooth対応

Blueetooth対応の新3Dメガネ

 パネル解像度は60/55/50型のいずれも1,920×1,080ドットのフルHDで、フレームシーケンシャル方式のフルHD 3D表示に対応。3Dメガネを組み合わせることで、3Dに対応する。3Dメガネは別売で、フルHD 3Dグラス・イニシアチブ規格に準拠し、Bluetooth方式で通信する「TY-ER3D4MW」(Mサイズ)、「TY-EW3D4SW」(Sサイズ)が用意される。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はM/Sサイズともに13,000円前後。

 新開発の「フル・ブラックパネルIII」を採用。ピーク輝度を高めることで、ネイティブコントラストを550万:1まで向上(従来機VT3シリーズは500万:1)。白のダイナミックレンジが向上したことで、より質感豊かな映像が楽しめるという。

 プラズマパネル前面板と一体化した低反射ブラックフィルターIIIの採用により、明所コントラストを約1.3倍向上。明るい環境でも外光の映り込みを抑え、引き締まった黒に加え、鮮やかな色表現が可能とする。また、明るさセンサーも搭載。明るい環境では、色の彩度を上げて、見た目の色褪せを補正することで、鮮やかな映像を楽しめる(映像メニュー「オート」時)。

 また、新開発の「ピュアイメージクリエーション」を搭載。斜め線や映像圧縮ブロックの境界を高い精度で検出し、それぞれに「斜め線超解像」、「絵柄適応型ノイズリダクション」を施すことで、滑らかな映像とする。自動画質調整機能も搭載し、「オート」モード時に、コンテンツや周囲の明るさにあわせて最適な画質に調整する。

 色信号はYUV 4:4:4に対応。Blu-rayなどは(YUV 4:2:0)と色信号が1/4に圧縮されているが、同社のブルーレイDIGAではYUV 4:4:4へのクロマアップサンプリングに対応している。VT5ではYUV 4:4:4に対応し、30bitの信号処理を搭載。BDビデオなどで色域圧縮されてしまう映画オリジナルの色をリマスターする「ハリウッドカラーリマスター」と組み合わせて、色解像度の高い映像を楽しめるという。各シーンの映像情報を元に、色や階調、周波数補正を行ない、クリアな映像にする「ナチュラルカラースムーサー」も搭載している。

 動画解像度を高める駆動制御により、次世代PDP開発センター(APDC)の動画性能基準「フルHD動画解像スピード」では1,700ppsを実現。従来モデル(VT3シリーズ)の1,200ppsから進化し、3Dのクロストーク(2重像)の抑制にも効果を発揮するという。

 また、スマートビエラとなり、ネットワーク対応を強化したことから、ネット動画対応も強化。フレームレートが低いネットコンテンツに対し、独自の分析技術でコンテンツの動き特性を抽出し、通常のテレビ放送と同じ60Hzの映像信号に変換することでなめらかな映像を実現する「ネットコンテンツスムース」機能も搭載する。

・3D画質も向上。新メガネはBluetoothに

 3Dにも対応。新パネルでは高い黒表現力とクロストークを抑えた3D表示が特徴で、新たにサイドバイサイドやトップアンドボトムなどの3D方式を自動で認識し、3D表示する「3D方式自動認識機能」を搭載した。2D-3D変換機能や、3Dの奥行きを調整する「3D奥行きコントローラ」、24コマ映像で自動的に中間フレームを生成し、3Dでもなめらかな表示を実現する「3Dシネマスムーサー」を搭載する。

 また、別売の3DメガネがBluetooth対応となったため、視聴中に画面から目を離しても3Dの同期信号を保持できるため、3D映像が乱れることなく、快適に3Dが楽しめる。また、テレビとUSB接続して充電可能で、電池残量はVIERAの画面上に表示させて確認できる。

 HDMI入力は4系統で、デジタルカメラやビデオカメラを接続して写真を表示するときには鮮やかで深みある色合いとし、写真表示に適した画質に調整する(「プロ写真」ON時)。また、DIGAと接続した場合、映画コンテンツではしっとりとした画質に調整、さらにDIGAのEPGなどのグラフィック画面では、輪郭や色調を補正して、文字を読みやすくするなど機器連携による自動画質調整を強化している。

 総合出力18Wの2.1chスピーカーを搭載。本体のスピーカーだけで上下の広がりあるサウンドを実現可能で、背面にウーファを内蔵することで、より臨場感のあるサウンドを実現する。また、フロントスピーカーのみで、仮想的にサラウンド実現する「バーチャル3Dサラウンドシステム」も搭載する。

 スピーカーは本体下部に設置しているが、音が画面の中央から出ているように聞こえる「音像アップ」回路も搭載している。

 オフタイマー機能も、設定した時刻になると電源をオフする前に徐々に画面輝度と音量を落としていく「新オフタイマー」を採用。「心地よい入眠が可能」としている。スピーカーとイヤフォンの同時音声出力にも対応する。

 本体は黒光沢+メタルベゼルの新デザイン、「ハイエンドモデルらしさ」と「インテリアとしての高級感」を目指した。フレームのスリム化などによりコンパクト設計とし、限られたスペースでも大画面を楽しめるという。

 省エネ機能も新たに「エコ視聴」を搭載、電力減、「小」、「中」、「大」を選択可能で、「大」の場合映像信号をオフで音量無操作5秒後にパネルもOFFになる。例えばradiko.jpアプリでラジオを聞く場合は、画面を消して音声だけを楽しむ、といった使い方が可能になる。


品番 TH-P60VT5 TH-P55VT5 TH-P50VT5
サイズ 60V型 55V型 50V型
解像度 1,920×1,080ドット
消費電力 未定 未定 未定
年間消費電力量 未定 未定 未定
スピーカー 8連スピーカー
ユニット×2、
10cm径ウーファ×1
8連スピーカーユニット×2、8cm径ウーファ×1
音声最大出力 総合18W
入力端子 HDMI×4、D4×1、コンポジット×2、
アナログRGB(D-Sub 15ピン×1)、アナログ音声×2
出力端子 光デジタル音声×1、ヘッドフォン×1
その他の端子 Ethernet、USB×3
外形寸法
(スタンド含む
幅×奥行き×高さ)
139.5×38.7×88cm 128.5×35.7×81.8cm 117×33.5×75.4cm
重量
(スタンド含む)
約39kg 約33kg 約27kg

(2012年 2月 7日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]