au、360度好きな視点で鑑賞できる音楽アプリ

-Android向けで無料。バンドマンを自由に配置


 auは、自由視聴点技術を使い、音楽を楽しむポジションやアングルを、ユーザーが自由に変更できるアプリ「触れるミュージックビデオ『マルチ・ビュー・オーケストラ』」を3月21日にAndroid向けに無料で提供する。

 Android 2.3以降のスマートフォン/タブレットで利用できるアプリで、auスマートフォンの場合は「au Market」から、その他の端末では「Google Play」 からダウンロード可能。4月1日からは「auスマートパス」にも対応する予定。

左が初期の視点。右のように自由に視点移動ができる

 KDDI研究所が開発した、任意の視聴場所からの見え方、および聞こえ方を再現する自由視聴点技術を取り入れたアプリ。内容は、アーティスト・Applicat Spectra (アプリキャットスペクトラ)の新曲「神様のすみか」特別バージョンが流れるというものだが、あたかもユーザーがその場にいるかのように、演奏の模様を360度、見たい視点に切り替えて鑑賞できるのが特徴。

 さらに、メンバーの配置をカスタマイズでき、ボーカルを中央から横に移動させたり、ギターを真ん中に持ってくるといった事が可能。

バンドメンバーの配置を自由にカスタマイズできる

 背景画像は3パターン (JACKET/GALAXY/LIVE HOUSE) から選択可能。この中から「LIVE HOUSE」を選ぶと、サウンドがイコライジングされ、ライブハウスにいるかのような音に変化する。

背景画像も変更可能。画像に合わせたイコライジングがかかる

(2012年 3月 12日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]