ティアック、beyerdynamicの新オープン型「T 90」

-「T 70ユーザーの外出時に」。実売55,000円


T 90

 ティアックは、独beyerdynamicのオープン型ヘッドホン「T 90」を9月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。5月の「春のヘッドホン祭 2012」で発表され、今秋発売と予告していた。

 beyerdynamicのハイエンドヘッドフォン「T 1」などで採用されている独自技術テスラテクノロジーを採用したオープン型ヘッドフォン。密閉型の「T 70」に対するオープン型モデルの「T 90」と位置づけており、ティアックでは「T 70を外出時に使用している方の自宅用として、ロングセラーモデル DT 990シリーズと同等のグレードでテスラドライバーを求める方にも最適なヘッドホン」としている。

 1テスラ(=10,000ガウス)を超える強力な磁束密度を実現し、高いドライブ能力を生み出す技術で、再生周波数帯域は両モデル5Hz~40kHz。歪率は0.05%以下。「音楽のボトムを支える重低音から透き通るような高音域まで優れた再生能力を発揮。オープン型ならではの抜けの良い自然なサウンド」と説明している。

 インピーダンスは250Ω。感度は102dB。ケーブルは3mのストレートで、プラグはステレオミニ。ステレオ標準変換アダプタが付属する。重量は350g(本体のみ)/430g(ケーブル含む)。専用キャリングケースも付属する。

T 90側面テスラテクノロジーを採用

(2012年 9月 19日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]