「伝説巨神イデオン」TVシリーズがBD-BOX化

富野由悠季監修。'13年2月発売で57,330円


 1980年から放送された「伝説巨神イデオン」のテレビアニメシリーズが、Blu-ray BOX化される。発売日は2013年2月20日で、価格は57,330円。発売元はフライングドッグ、販売元はビクターエンタテインメント。

 全39話の作品で、BOXはディスク7枚組。収録時間は、ディスク1~6までが各147分予定、7枚目が75分の予定。映像は4:3。音声はドルビーデジタルモノラル。BD化にあたっては、富野由悠季氏の監修によるニュープリント・マスターポジ・HDテレシネを行なっているという。

 特典として、ノンクレジットオープニング/エンディングや、番宣スポットを収録。初回限定生産で、復刻記録全集(400ページ予定)も付属する。BOXのイラストは、キャラクターデザインの湖川友謙氏描き下ろし。


タイトル仕様音声品番価格
伝説巨神イデオン
BD-BOX
7枚組
1~6枚目:各147分
7枚目75分
4:3
ドルビーデジタルモノラルVTXF-61~6757,330円


 

2006年に発売されたDVD版の「伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇」
(C)サンライズ

 「伝説巨神イデオン」は、総監督を富野由悠季氏が務め、キャラクター・デザインとアニメーション・ディレクターをテレビシリーズの「銀河鉄道999」や映画「さらば宇宙戦艦ヤマト」などの総作画監督を務めた湖川友謙氏が担当した作品。

 異星人との戦闘で生き残った地球の少年少女達は、発掘した宇宙船で逃亡。異星人の追撃が迫る中、彼らの乗った宇宙船とロボットに隠されたエネルギー“イデ”が、子供の防衛本能に刺激され、次第に目覚め始める。制御出来ないエネルギーに脅えながらも、それに縋るしか生きるすべが無い宇宙船のクルー。激化する戦い。やがて人々は、この争いに意志をもつエネルギー“イデ”が介在していることを知る。

 全43話の長編作品としてスタートした作品だったが、さまざまな理由から39話で放映の終了が決定。しかし、スタッフは何らかの形で公開が可能であると信じて、自主的に制作を継続。その後、熱烈なファンの声により、‘82年7月に劇場公開という形でテレビシリーズの総集編にあたる「接触篇」と、完結までを描いた「発動篇」を公開。大きな話題となった。

 なお、この劇場版は2011年3月に「伝説巨神イデオン 劇場版 Blu-ray BOX」(VTZF-14/20,790円)としてBD化されている。


Amazonで購入
伝説巨神イデオン
Blu-ray BOX
「伝説巨神イデオン」劇場版
Blu-ray(接触篇、発動篇)
(初回限定版)

(2012年 10月 30日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]