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iriver AK100で24bit/96kHz Bluetooth再生対応

A2DP規格内での再生。不具合修正、機能追加など

Astell & Kern AK100

 マウスコンピューターは14日、24bit/96kHz対応のiriverポータブルオーディオプレーヤー「Astell & Kern AK100」の最新ファームウェアVer.1.20を公開した。

 新たに、Bluetooth経由での24bit/96kHz音楽ファイル再生に対応。ただし、BluetoothプロファイルのA2DP規格内での再生となるので、Bluetooth伝送時に圧縮されることになる。また、ファイルの並び順を文字コード(ASCIIコード)順に変更したほか、製品オン/オフ時にフリーズする症状を改善している。

 また、機能追加も実施。画面左上の「←」ボタンを長く押した時にメイン画面(ミュージックリスト)に移動する機能を追加。また、ファイル再生の経路情報機能も追加し、「ミュージックリスト」からDB/フォルダ検索をしてファイルを再生後、「ミュージックリスト」メニューまで戻り、「再生中の曲」を表示して「戻る」ボタンをタッチした場合、DB/フォルダ検索の階層表示を保持するようになる。

 AK100は、iriverのフラッグシップとなるポータブルオーディオプレーヤーで、高級Hi-Fiオーディオシリーズ「Astell & Kern」の第1弾製品。最高24bit/192kHzのFLACやWAVを再生可能で、内蔵フラッシュメモリは32GBで、microSDスロットを2基装備。ディスプレイは2.4型/320×240ドットのIPSカラー液晶で、静電容量式のタッチパネルで操作できる。3.5mmの光デジタル入出力端子(出力はヘッドフォンと兼用)も備え、DDCやDACとしても利用できる。

(臼田勤哉)