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iriver、AK100のApple Lossless/AIFF/AAC対応ファーム公開

Astell & Kern AK100

 マウスコンピューターは21日、iriverのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「Astell & Kern AK100」の最新ファームウェア1.30を公開した。このファームにより、最大24bit/192kHzのApple Lossless、AIFF(m4a形式)と、AAC(最大320Kbps)の再生が可能になる。

 昨年の12月に公開を予告していた機能拡張ファームウェア。これらの再生対応フォーマット拡大だけでなく、1.30では起動時間が若干短縮。さらに、1.20のファームで発生していたデータベースのタグ情報が文字化けする問題を修正。

 さらに、ファイル名が長い楽曲の再生時に音量が増減する問題、データベースに反映されない問題も改善。再充電中にフリーズする減少や、画面左上「←」ボタンを長押し時にミュージックリストのトップに移動しない問題、10,000ファイルを転送した際にデータベース更新が反映されない問題も改善する。

 AK100は、iriverの高級Hi-Fiオーディオシリーズ「Astell & Kern」の第1弾製品として発売されたポータブルオーディオプレーヤー。最高24bit/192kHzのFLAC/WAV再生が可能で、32GBの内蔵フラッシュメモリと、2基のmicroSDスロットを装備。2.4型/320×240ドットのIPSカラー液晶を採用した、静電容量式タッチパネルでの操作に対応。3.5mmの光デジタル入出力端子(出力はヘッドフォンと兼用)を備え、DDCやDACとして利用することもできる。

 これまで、11月19日公開のファームウェアVer.1.13で歌詞表示に、12月14日のVer.1.20ではBluetooth経由での24bit/96kHz音楽ファイル再生(A2DP規格内での再生)に、それぞれ対応している。

(山崎健太郎)