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グラスバレー、4K/XAVC対応「EDIUS 7」を発売開始

6~9月に購入した「6.5」は無料アップグレード

EDIUS Pro 7のパッケージ

 グラスバレーは23日、4K映像にも対応したビデオ編集ソフトの最新バージョン「EDIUS 7」を発売開始した。

 「EDIUS Pro 7」と「EDIUS Elite 7」の2バージョンを用意。Pro版はパッケージ、Elite 版はターンキー編集システムに搭載した形で提供する。価格は、「EDIUS Pro 7」の通常版が83,790円、アップグレード版が31,290円。直販サイトの「Grass Valley Store」において、日本語版のダウンロード販売も行なっている。また、31日間の体験版も公開している。日本語版のサードパーティー製ハードウェアへの対応は、2013年第4四半期を予定している。

 なお、従来バージョン「EDIUS Pro 6.5」など対象製品を2013年6月1日~9月30日の間に購入したユーザーは、同社サイトで申し込むことにより、「EDIUS Pro 7 」への無料アップグレードを受けられる。対象製品や、申し込みの手順などは製品サイト内で案内している

 「EDIUS Pro 7」は、放送局やポストプロダクションなどで利用されているノンリニアビデオ編集ソフトの最新バージョン。既報の通り、7月の製品発表時は「日本を含むグローバルで2013年第3四半期より発売予定」としていた。

 Windows 7/8の64bit版にネイティブ対応(32bit版には非対応)し、最大512GBの動作メモリ(Windowsバージョンに依存)を利用できるため、4Kや3D映像のマルチレイヤー編集を快適に行なえ、4K映像でもレンダリング無しでスピード感のあるリアルタイム編集を実現するとしている。Intel第4世代Core iシリーズ(通称:Haswell)のCPUに最適化したことも特徴。タイムラインにSD/HD/2K/4Kなど異なる解像度を持つ映像が混在した状態でも、リアルタイム編集が可能。XAVCや、AVC-Ultra、EOS-1D Cなど最新の映像ファイルフォーマットもサポートしている。

(中林暁)