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コルグ、DSD再生ソフト最新版「AudioGate 3」の提供を12月下旬に延期

「AudioGate 3」の画面

 コルグは、パソコン用DSDプレーヤーソフト最新バージョン「AudioGate 3」のダウンロード提供開始時期を、「諸般の事情」により12月下旬に延期すると発表した。なお、10月の発表時点では「12月上旬開始」としていた。

 「AudioGate 3」(AudioGate 3.0)は、同社のUSB DAC新モデル「DS-DAC-100」または「DS-DAC-100m」と組み合わせて使用するDSD対応プレーヤーソフト。DS-DAC-100/100mに最適化した機能強化を行ない、ユーザーインターフェイスも一新した。DS-DACシリーズと連携し、AudioGate側でパソコン内の音源をDSDに変換して再生できるほか、FLACやWAV、MP3などをDSD変換せずに出力することもできる。iTunes楽曲のインポートや、アルバムアーティストやトラック番号、ディスク番号の編集にも対応。ファイル変換処理の高品位/低負荷選択も可能になった。

USB DAC新モデルのDS-DAC-100m(左)とDS-DAC-100(右)

 なお、「DS-DAC-100」は11月下旬発売、「DS-DAC-100m」は12月上旬発売で、AudioGate 3の提供はそれよりも遅れるため、コルグは両製品の予約購入者に対して、現行のAudioGate(Version 2)が使用できる旨を案内。「AudioGate 3のリリースまでは現行のAudioGateをお楽しみ下さい」としている。

 AudioGate 3.0の対応OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1と、Mac OS X 10.6以降。体験版として「AudioGate 3ライト版」も公開。ライト版はDSD再生が44.1kHzまたは48kHzでのPCM出力に制限される。

(中林暁)