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リコー、全天球カメラ「THETA」の高感度撮影時画質を改善。Androidアプリも29日配信開始

RICOH THETA

 リコーイメージングは、一度のシャッター操作で撮影者を取り囲む全天球イメージを撮影できる画像インプットデバイス「RICOH THETA(リコー・シータ)」のファームウェアアップデータを22日より提供開始、高感度撮影時のノイズ低減などが図られる。また、Androidアプリも29日よりGoogle Playで提供開始する。

 新ファームウェアでは、新たにノイズリダクション処理を改善し、高感度撮影時のノイズを低減。また、露出制御の精度を向上したほか、リモート撮影画面の露出補正の設定値が、カメラ本体の電源OFFで初期値に戻るようにした。

 Androidアプリは29日より提供。スマートフォンで、離れた場所からのシャッター操作(リモート撮影)や、撮影した画像を無線LAN(Wi-Fi)経由でスマホに転送し、アプリで閲覧できる。対応OSはAndroid 4.0以降。

 また、22日からWebサービス/サイトのTumblrにおいて、世界のクリエーターによる全天球イメージ作品集「BEAUTY BEYOND BOUNDARIES」を公開した。

 「RICOH THETA」は、撮影者を取り巻く空間全ての「全天球イメージ」を撮影できるカメラ。独自開発の超小型二眼屈曲光学系を採用することで、上下を含む真の全天球画像の撮影を可能にした。実売価格は4万円台半ば。

(臼田勤哉)