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キヤノン、ビデオカメラ「XA25」ハンドル省略版を13日発売

4K対応シネマレンズも12月17日発売

XA25 ボディーキット

 キヤノンは、業務用フルHDビデオカメラ「XA25」のハンドルユニットを同梱しないモデル「XA25 ボディーキット」の発売日を12月13日に決定。発表時は12月上旬発売としていた。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は220,500円前後。また、4K対応の35mm単焦点 EFシネマレンズ「CN-E35mm T1.5 L F」も12月17日に発売する。価格は462,000円。

 「XA25 ボディーキット」は、1/2.84型、有効291万画素のHD CMOS PROセンサーを搭載する小型の業務用フルHDビデオカメラのボディ単体モデル。XLR端子/マイク/近赤外発光機能内蔵のハンドルユニット単体「HDU-1」(42,000円)は別売となる。

 主な仕様は「XA25」と共通。センサーの多画素化により手ブレ補正のダイナミックモードが進化し、防振性能が向上。2枚のSDカードに、フォーマットやビットレートの異なる映像を同時記録することが可能。スマートフォンやタブレットのWebブラウザを使い、録画開始/停止や、AF/MF切り替えなどの操作が行なえる「Wi-Fi Remote」機能も装備する。外形寸法は131×231×180mm(幅×奥行き×高さ)、撮影時の重量は約905g。

CN-E35mm T1.5 L F

 「CN-E35mm T1.5 L F」は、スーパー35mm相当のほか、35mmフルサイズ、APS-H、APS-Cのセンサーサイズに対応する軽量単焦点レンズ。マウントはEFマウント。大口径非球面レンズや色収差除去に効果的な異常分散ガラスを採用。11枚絞り羽根により、柔らかく美しいボケ味を表現するという。4Kにも対応する。

(一條徹)