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アップル、'14年第1四半期は過去最高のiPhone販売。iPodは半減

 米Appleは27日(現地時間)、2014年度第1四半期(2013年10~12月)の業績を発表した。売上高は576億ドル(前年同期545億ドル)、純利益は131億ドル(同131億ドル)。希薄化後の1株当たり利益は14.5ドル。売上総利益率は、前年同期の38.6%から、37.9%に低下している。米国市場以外の売上比率は63%。

 iPhoneの販売台数は、四半期で過去最高となる5,100万台(前年同期は4,780万台)。iPadは2,600万台(同2,290万台)だった。Macの販売台数は480万台(同410万台)。一方新製品の出ていないiPodは605万台で前年同期の1,267万台の半数未満。

 Appleのティム・クックCEOは「記録的なiPhone/iPadの売上や、MacやiTunes、ソフトウェア/サービスの持続的な成長を喜んでいる。将来の製品やサービスをよりよいものにし、ユーザーの体験を向上していくために今後も投資していく」とコメントしている。

 2014年度第2四半期の業績予想については、売上高が420~440億ドル、売上総利益率は37~38%を見込んでいる。

(臼田勤哉)