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PS Vita/Vita TVがDLNAクライアント対応。Vita TVは1080i動画出力可能に

nasne

 ソニー・コンピュータエンタテインメントは4日、nasneのメディアストレージ機能を利用できるPlayStation Vita/Vita TV用アプリ「naspocket(ナスポケット)」をバージョン2.00に、Android向けアプリ「nasne ACCESS」をバージョン1.20にそれぞれアップデート。PS Vita/Vita TVをDLNAクライアントとして利用できるようになった。PS Vita TVでは、静止画、動画を最大1080iで出力可能になる。

 ただし、DLNAクライアント機能はDTCP-IPには非対応で、DLNAサーバーに保存したテレビ番組は再生できない。

naspocket バージョン2.00

naspocket

 PS Vita/Vita TV用アプリnaspocketでは、バージョン2.00から、DLNAクライアント機能を追加。nasne以外のパソコンやHDDレコーダーなどを含めたDLNAサーバーの閲覧が可能になった。サーバーに録画したテレビ番組とPS Vitaのバックアップファイルは再生できない。

 PS Vita TVでは、静止画、動画の最大1080i出力に対応した。また、PS Vitaも含め、動画撮影時に動画の回転、ズームも可能。操作性の改善や安定性の向上も行なわれている。

nasne ACCESS バージョン1.20

nasne ACCESS

 Androidアプリの「nasne ACCESS」バージョン1.20では、ミュージックプレーヤー機能において、アルバム/アーティスト/リリース年などの単位で選択が可能になったほか、全曲リピート再生/シャッフル再生もサポート。

 フォト機能では、フリック操作による写真送りと端末の向きに応じた写真の回転を可能にした。

 さらに、ウィジェット機能でオートアップロードの状況表示や同一ネットワーク上のnasneのHDD容量、録画件数の上限を知らせるアラート表示も可能になっている。さらに、
操作性の改善、安定性の向上も行なわれている。

(山崎健太郎)