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東芝、音源分離技術でクリア音声の32~50型「REGZA G9」

ウラ録やクラウド連携の「高画質スマート」

REGZA G9シリーズ「50G9」

 東芝ライフスタイルは、液晶テレビ「REGZA」にダブルチューナ搭載で「ウラ録」やスマート機能を備えた「REGZA G9シリーズ」を5月21日より順次発売する。50型の「50G9」、40型「40G9」が5月21日に、32型「32G9」が6月下旬に発売され、価格はオープンプライス。店頭予想価格は50G9が135,000円、40G9が75,000円、32G9が55,000円。

 2012年発売のREGZA G5シリーズの後継シリーズで、自動画質調整機能「おまかせオートピクチャー」や「ゴルフモード」などを搭載するほか、声を聞き取りやすくする「クリア音声」や、クラウド連携で録画番組の頭出しなどを容易にした「みどころシーン再生」などに対応する。

50G9
40G9
32G9

 50/40型は1,920×1,080ドットのVAモード液晶を、32型は1,366×768ドットのVA液晶を搭載。バックライトはLED。映像処理回路は「レグザエンジン」で、昼でも夜でも部屋の明るさに適した画質に自動調整する「おまかせオートピクチャー」や、サッカーやゴルフ、アニメなどにコンテンツにあわせて調整できる「コンテンツモード」などを搭載。また、ゲームに適した高画質や低遅延を実現する「ゲームダイレクト」も備えている。

 地上/BS/110度CSデジタルチューナを2系統搭載し、別売のUSB HDDへの録画が可能。番組を視聴しながら裏番組を録画できる「ウラ録」に対応する。録画した番組を家族それぞれのフォルダに分けて管理できる「マイフォルダ」も搭載する。

 レグザクラウドサービス「TimeOn」に対応し、キーワードを選ぶだけで、録画番組の中から見たいシーンを探せる「見どころシーンサービス」も利用可能。Hybridcastにも対応する。

 新たにリモコンのボタンを押すだけで、人の声が聞き取りやすくなる「クリア音声」を搭載。東芝独自の音源分離技術により、音声を再構築することで、映画やドラマではセリフが明瞭になり、バラエティ番組では背景音を抑えるため、小さい音量でも人の声がはっきり聞こえるという。スピーカー出力は7W×2ch。

 入力端子はHDMI×2、コンポジット×1、アナログ音声(RCA)×1。ヘッドフォン出力やEthernetも装備する。消費電力は103W(50G9)/82W(40G9)/70W(32G9)。外形寸法/重量は50G9が112.2×21.6×70.1cm(幅×奥行き×高さ)/16.5kg、40型が92.7×19.4×58.8cm(同)/重量は10kg、32型が73.4×18×48.9cm(同)/未定。

(臼田勤哉)