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TOKYO FM、年内の放送開始に合わせて配布予定のV-Low受信チューナを公開

V-Lowマルチメディア放送受信Wi-Fiチューナ

 エフエム東京(TOKYO FM)は、7月3日~4日に福岡国際センターで開催される「九州放送機器展2014」で、V-Lowマルチメディア放送開始に合わせてモニター配布予定のV-Low Wi-Fiチューナを初公開し、本放送サービスを見据えたデモンストレーション展示を行なう。

 マルチメディア放送ビジネスフォーラムで様々な会員社と進めてきた実証実験を、V-Lowマルチメディア放送の本放送サービスを見据えた形で紹介するもの。

 V-Lowマルチメディア放送は、2014年後半の本放送開始に向けて準備を進めており、サービスは、受信機にカーナビを想定するドライバー向け情報コンテンツ提供サービス(Channel-Vehicle:Ch-V)と、受信機にタブレット、スマートフォン、デジタルサイネージ、そして防災端末等を想定する日常生活に密着した情報コンテンツ提供サービス(Channel-Logistics:Ch-Lo)の2つが想定されている。

 今回の展示では、2つのサービスの本放送を見据えたデモンストレーションとV-Lowマルチメディア放送の防災メディアとしてのデモンストレーションを行ない、V-Lowマルチメディア放送の先進性をアピール。

 実際の放送開始時に無償サンプル配布を予定している「V-Low放送マルチメディア放送受信Wi-Fiチューナー」を初公開し、Androidアプリと組み合わせた放送受信や、Ch-VによるITS情報配信デモ、次世代ハイウェイ放送サービスのデモを行なうほか、Ch-Loの自治体向け防災情報配信デモやバスサイネージなどの情報配信などを紹介する。

(臼田勤哉)