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FM NACK5、初の公式アプリ「NACK5 タッチ」。番組に拍手/ブーイングなどのリアクション

NACK5 タッチの画面

 ラジオ局のFM NACK5は、同社初の公式アプリ「NACK5 タッチ」のiOS版を7月17日に無償公開した。20日深夜に、このアプリと連動する特別番組を放送する。

 埼玉県を中心に関東エリアで放送しているNACK5による公式スマートフォンアプリ。オンエア中のラジオ番組に対し、画面のダイヤルをタッチ操作で回すことにより、「いい」、「悪い」などの反応をNACK5へ送ることができる番組参加型のアプリとなっている。なお、このアプリでラジオ番組を聴くことはできないため、スマホでラジオを聴く場合は別途radiko.jpやLISMO WAVEなどが必要。

NACK5 タッチのアプリアイコン

 ダイヤルを回す回数は数秒単位で集計され、NACK5のスタジオに置かれたiPadの画面に、棒グラフと数字で表示。集計数が一定値を超えると拍手やブーイングなどリアクションの効果音が番組に反映され、パーソナリティはリスナーの反応をリアルタイムに知ることができるという。「ゲームや世論調査など、リスナーと一体になったより身近でスリリングな番組にしていくことができる」という。集計した棒グラフは、リスナーのアプリ画面にも表示。放送中の番組や最新オンエア曲などの情報もこのアプリで見られる。

 アプリのリリースに合わせて、20日(日)の深夜26時(21日午前2時)から3時間、特別番組「イマドキッ!?」を放送する。出演は濱守康太郎(NoGoD・団長)ほか。この番組を皮切りに、アプリと連動した番組やコーナーを増やし、新しいラジオの楽しみを開拓していくという。「スマホの普及はラジオ活性化のチャンス。リスナーとNACK5の絆を強くする。ラジオと縁がない若者やネット利用者にNACK5の存在を知ってもらう」としている。

(中林暁)