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パナソニック、軽量化した報道ビデオカメラ「AJ-PX800」

P2 Cam新モデル。3MOS搭載2/3ショルダー型で最軽量

 パナソニックは、メモリーカードカメラレコーダ「P2 Cam」の新モデルとして、報道取材向けに軽量化した「AJ-PX800G」を10月15日より発売する。価格は170万円。

AJ-PX800G

 ビューファインダ同梱版の「AJ-PX800GH」は196万円、ビューファインダとオートフォーカスレンズ同梱の「AJ-PX800GF」は218万円。

 3MOSイメージセンサーを搭載した放送業務用2/3型のショルダータイプで世界最軽量という本体2.8kgを実現したビデオカメラ。220万画素2/3型MOSセンサーによるRGB 3板式で、1,920×1,080ドットまでの撮影に対応。SN比62dBの低ノイズで豊かな階調性と色再現を実現するという。

 メモリーカード記録の「P2 Cam」新モデルで、パナソニックのAVコーデック体系「AVC-ULTRA」に対応。HD/SDマルチフォーマット対応となっており、1080/60i、24p、30pや720pのほか、50i、50p、25pなどもサポートし、海外向け制作で利用可能。DVCPRO HDなどにも対応する。

 レンズマウントは2/3型バヨネット。レンズで補正し切れない周辺部の色収差を補正処理する「CAC(Chromatic Aberration Compensation)」色収差補正も搭載する。Ethernetを装備し、ネットワーク接続に対応。別売ワイヤレスモジュールの装着により無線LAN接続も可能となり、タブレットやパソコンからのプロキシプレビューやカメラリモートなどの機能が利用可能となる。HDMI出力やBNCのモニター出力などを装備。外形寸法は144×350×267mm(幅×奥行き×高さ)。

(臼田勤哉)