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アイ・オー、BRAVIAの録画番組を別のUSB HDDに引き継げる“引っ越し”ツール

 アイ・オー・データ機器は5日、ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」で録画したUSB HDDの録画データを同社製のUSB HDDで引き継ぎ可能にするパソコン用ツール「録画番組お引越しツール for ブラビア」を提供開始した。同社のUSB HDDであるAVHD-URシリーズ、AVHD-AUTシリーズ、AVHD-UTシリーズユーザー向けに無償ダウンロード提供する。

AVHD-UTシリーズ

 テレビでデジタル放送を録画する場合、テレビとUSB HDDを1対1で紐付けて暗号化するため、録画番組は録画機器(この場合はテレビ)以外では再生できない。しかし、この「録画番組お引越しツール for ブラビア(お引越しツール)」を使うことで、従来使っていたHDDから、新しいHDDへ番組ダビングして、新しいHDDに番組を引き継ぎ可能になる。

 お引越しツールの対応OSはWindows Vista/7/8。BRAVIAから取り外したUSB HDDと、新しいUSB HDDをパソコンに接続し、引っ越しツールを使ってHDDの録画内容をそのままコピー。新しいUSB HDDに番組がコピーされれば、BRAVIAに接続するだけで番組を再生できるようになる。このため、従来のHDD容量が少なくなって、容量を拡張したい場合などに活用できるとする。

 対応BRAVIAは、X9500B/X9200B/X8500B/X9200A/X8500Aシリーズ、W920A/W900A/W800B/W802A/W700B/W650A/W600B/W600A/W500Aシリーズ。

 お引越しツールを使ったコピーは、500GBであれば約1時間で完了する(引越し元/先ともにUSB 3.0の場合。検証環境はCPU Corei 4150、メモリ2GB、USB 3.0のWindows 8.1パソコン)。

利用イメージ

(臼田勤哉)