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ロードバイクなどスポーツ向けスマートグラス「Recon Jet」。心拍やケイデンスを確認

 美貴本は、ロードバイクなどに乗りながら速度や距離、SNSなど、様々な情報を確認できるスポーツ用スマートグラスとして、レコン・インスツルメンツの「Recon Jet」を5月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は88,800円。カラーはBLACKとWHITEを用意する。

スポーツ用スマートグラス「Recon Jet」

 スポーツ時に着用するアイウェアタイプのスマートグラス。右目に向けて、16:9、WQVGAの映像を投写。視線の先のやや下あたりに、30型のHDディスプレイがあるように見えるという。アイウェア部分は偏光レンズを採用しており、クリアレンズなどを追加オプションとして販売予定。

BLACK
WHITE

 Wi-Fi(IEEE 802.11a/b/g/n)に加え、Bluetooth 4.0(Bluetooth Smart ※後日アップデートで対応)、ANT+もサポート。最大8基のANT+周辺機器と接続する事もでき、自転車に装着したケイデンスセンサーや、ユーザーが装着している心拍計などのデータを受信。Recon Jetで確認できる。

 Recon Jet自体にも、GPSや9軸センサーとして3D加速度計、3Dジャイロスコープ、3D磁力計を搭載。高度計、気圧計の圧力センサー、外気温センサーも備えている。操作部には光学式タッチセンサーを装備し、グローブを付けたまま、あらゆる気象条件下でもUIコントロールができるとする。

 さらに720pのカメラも内蔵。ユーザーの見ている風景をHD動画や静止画で撮影する事もできる。バッテリの持続時間は4~6時間。

ロードバイクでの使用イメージ
ジョギングなどでも利用できる

 ユーザーがどのような運動をしたのかというログデータをアップロードし、確認できる「Recon Engage」というWebサイトを展開。iOS/Android向けにアプリも用意する。他社のサービスであるStrava、Training Peaks、MapMyFitnessなどにもデータをアップロードする事が可能。

 オープンプラットフォームであり、SDKも提供。デベロッパーにより、セーリング、ヨットレース、射撃、個人飛行などで使えるアプリも開発中だという。

 CPUは1GHzのデュアルコアARM Cortex-A9、メモリは1GBで、8GBのストレージメモリを搭載する。

(山崎健太郎)