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YouTube、60fpsライブ配信に対応。HTML5プレーヤー対応で追いかけ再生も

 米Googleは21日(現地時間)、動画サービスのYouTubeにおいて、新たに60fpsのライブストリーミング配信に対応したと発表。HTML5対応Webブラウザ向けに、プレビュー版を公開している。

1080/60pなどのライブストリーミングに対応

 YouTubeは現在60fpsのハイフレームレート動画再生に対応しており、ゲームのプレイ動画などが投稿されている。今回、新たに60fpsのライブストリーミングにも対応したことで、ユーザーの動画を720/60pや、1080/60pの動画にトランスコードしてライブ配信でき、ゲームや動きの多い動画なども滑らかに視聴可能としている。

 なお、ハイフレームレートに対応していないデバイスでの再生については、今後数週間以内に、30fpsでの再生に対応予定としている。

 ゲームキャプチャソフトのElgato Game Captureや、XSplit Broadcaster、XSplit Gamecasterは、60fpsで、ダウンロードして利用可能。さらに、YouTubeのライブストリーミングAPIを使ったアプリケーションでは、新しいハイフレームレートフラグを追加することで、60fpsに対応可能となる。

 また、新たにYouTubeのライブストリーミングにおいて、ブラウザのHTML5プレーヤーを今週より利用開始する予定。これにより再生速度の可変にも対応し、ライブ配信をしながら、前のシーンにさかのぼって1.5倍速/2倍速での追いかけ再生もできるようになる。

(中林暁)