ニュース

シャープの“ドラ丸”BDレコーダがSeeQVaultに対応

BD-T3700など3モデル。外付けHDDのダビング改善も

 シャープは、Blu-rayレコーダ「AQUOSブルーレイ」のトリプルチューナ搭載最新3モデルのSeeQVault対応ソフトウェアアップデートを15日より開始した。

AQUOSブルーレイ「BD-T3700」

 対象となるのは、2月に発売したAQUOSブルーレイの上位モデルとなるトリプルチューナ機「BD-T3700」(HDD 3TB)、BD-T2700(同2TB)、BD-T1700(同1TB)。いずれも、連続ドラマの取り逃しを防ぐ「ドラ丸」機能に対応した製品。ソフトウェアバージョンは[BK1506010]。デジタル放送波でのアップデートのほか、ネットワークサーバーやUSBメモリを使ったソフトウェア更新に対応する。

 アップデートを行なうことで、著作権保護技術SeeQVault(SQV)に対応する。通常のUSB HDD録画は、機器とUSB HDDが一対一で暗号化されるため、録画した機器が故障するとHDD内の番組が見られなくなるが、SQV対応HDDの場合、AQUOSブルーレイからSQV HDDにダビングした番組を他のSQV対応機器で視聴可能になるほか、他の機器に移行する際の「番組引っ越し」などにも利用できる。

 SQV対応に加え、外付けHDDへのダビングの安定性も改善した。

 なお。上記3モデルに先立って6月2日にSeeQVaultに対応した、BD-W2700、BD-W1700、BD-W570、BD-W570SW、BD-W570の5モデルもアップデート。外付けHDDへのダビング安定性を改善する。

(臼田勤哉)