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iPad Airでカメラを直感的に操作「Digital Director」

タッチでフォーカス選択等。マンフロット新製品

 マンフロットは、デジタル一眼レフカメラとiPad Air/Air2を組み合あわせて、詳細なカメラ設定やプレビュー、写真/動画シェアなどが行なえる「Manfrotto Digital Director」を7月31日より順次発売する。iPad Air用(MVDDA13)は7月31日に、iPad Air2用(MVDDA14)は8月に発売し、価格は各75,000円。

Manfrotto Digital Directorでライブビュー

 iPad Air/Air2を撮影サポートツールに変化させるという「ワークフロー・マネジメント・プロセッサ」。iPadのアプリを通じて、写真やビデオ撮影のカメラ設定や、写真のシェアなどを直感的に管理できるという。

Manfrotto Digital Director

 対応カメラはニコンとキヤノンの一部デジタル一眼レフで、カメラとDigital DirectorをUSBケーブルで接続。Digital Director本体には専用のCPU(ARM Cortex-A8 plus)を内蔵し、アプリを組み合わせてiPad経由でカメラをコントロールできる。付属のUSBケーブルは1mだが、最長10mまで延長できるという。

 対応カメラは、キヤノンがEOS-1D X/1DC、EOS 5D Mk II、EOS 6D、EOS 7D Mk II、EOS 70D、EOS 60D、EOS Kiss X70。ニコンがD4、D810、D800、D800E、Df、D610、D7000、D5500、D5300。

 アプリから、フォーカスや露出、絞り、シャッタースピードなどのカメラ設定が行なえ、iPad上でリアルタイムなライブビューが可能。動画撮影にも利用でき、「フォトグラファーやビデオグラファーは、『画作り』に専念できる」としている。

ビデオ撮影にも利用できる

 iPadのスクリーンをタッチしてピント位置を決められる他、ダイナミックヒストグラムやオーディオレベルディスプレイでの設定も可能。撮影した写真をiPadにダウンロードして、メールやFTP、SNSなどにシェアできる。

利用イメージ

 なお、Digital Directorの制御のために別売の単3電池×4本、もしくは付属のACアダプタを利用する。

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iPad Air用

(臼田勤哉)