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オンキヨー、約6万円で旭化成DAC搭載、アンプ内蔵のネットワークレシーバ

 オンキヨー&パイオニアは、オンキヨーブランドの新製品として、ネットワークオーディオ再生機能と、2chアンプを組み合わせたネットワークレシーバ「TX-8150」を8月下旬に発売する。価格は64,800円。

ネットワークレシーバ「TX-8150」

 無線LAN機能を内蔵し、NASなどに保存した音楽ファイルをLAN経由で再生可能。MP3、WMA、WMA Losslessに加え、FLACやWAVの192kHz/24bit、Apple Losslessの96kHz/24bit、DSDの2.8/5.6MHzのネイティブ再生が可能。USB端子も備え、USBメモリなどに保存したファイルも再生できる。その場合は、WAV、FLACが96kHz/24bit、DSDは2.8MHzまでとなる。

 DACには、旭化成エレクトロニクス製の384kHz/32bit対応プレミアムDAC「AK4452」を採用。「マスタークオリティのハイレゾ音源も高品位に楽しむことが可能」という。AndroidやiOS向けにアプリ「Onkyo Remote」を用意。スマートフォンやタブレットをリモコンとして、各種操作ができる。

 Bluetooth受信、AirPlayにも対応。手軽にスマートフォンなどのサウンドを、TX-8150から再生する事もできる。

 サイマルラジオサービス「radiko.jp」や、世界中のインターネットラジオが聴ける「TuneIn」も受信可能。FM/AMチューナも備え、40局のプリセットが可能。よく聴く放送局を登録できる4つの「BGMボタン」も用意する。

 入力端子は光デジタル×2、同軸デジタル×2、アナログ×6、USB。MM型カートリッジのレコードプレーヤーと接続できるPhono入力も装備。

背面

 独自のワイドレンジ技術WRATも導入。珪素鋼板シールド材を使い、リーケージ・フラックスを低減したハイパワーEIトランスや、8,200μFの電解コンデンサ×2基など、強力な電源回路も搭載する。

 筐体には、重量級パーツを底面から支えるオーバルシャーシを採用。制振性に優れた高剛性アルミ材をフロントパネルに使っている。

 アンプ部の定格出力は100W×2ch(6Ω)、最大出力は140W×2ch(6Ω)。SN比は106dB。スピーカーターミナルは2系統あり、出力切り替え機能(A/B/A+B)も用意する。適応インピーダンスは4~16Ω。

 外形寸法は435×328×149mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.6kg。リモコンも付属する。

(山崎健太郎)