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ノイズキャンセルとハイレゾを両立した新ウォークマン

「NW-ZX100HN」。新ヘッドフォン「h.ear」も

 ソニーは2日、ドイツ ベルリンで開催される「IFA 2015」直前のプレスカンファレンスにおいて、新ウォークマン「NW-ZX100HN」を発表した。ノイズキャンセルとハイレゾを両立可能な新製品で、ハイレゾ対応拡大をアピールしている。

NW-ZX100HN

 NW-ZX1の後継と位置づけられる上位モデルで、ノイズキャンセルを使いながらのハイレゾ再生を可能とした点が最大の特徴。最上位機のNW-ZX2より小型化したボディで、最大約45時間のハイレゾ(192kHz/24bit FLAC)音源再生に対応する。

NW-ZX100HN利用イメージ

 また、ウォークマンAシリーズの新モデル「NW-A25HN」も発表。新ヘッドフォンシリーズ「h.ear(ヒア)」と同カラーのラインナップを揃え、ハイレゾの高音質再生をファッショナブルに提案するという。

NW-A25HN
h.ear on

 新ヘッドフォン/イヤフォンシリーズ「h.ear」は、ヘッドフォンタイプの「h.ear on」とイヤフォンタイプの「h.ear in 」を用意。いずれもハイレゾ対応で、豊富なカラーバリエーションを展開。ウォークマンとの組み合わせを想定している。

 h.ear onは、ヘッドバンドからハウジング部まで一体感のある滑らかなフォルムを作り、シンプルで、頭に美しくフィットするデザインに仕上げたとする。

 イヤフォン型のh.ear inもハイレゾ対応。さらに、ハイレゾとノイズキャンセル両対応の「h.ear in NC」も発売。世界初のハイレゾ対応デジタルノイズキャンセリングイヤフォンとして、移動時も高音質を楽しめる点を訴求していく。

h.ear in NC

 また、小型のハイレゾ対応コンパクトオーディオシステム「CAS-1」や、車載用プレーヤー「RSX-GS9」などのハイレゾ対応新製品も発表。IFA 2015の模様や、CAS-1の詳細やインプレッションなどは追ってお伝えする。

CAS-1
RSX-GS9

(臼田勤哉)