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バッファロー、4K映像制作向けの外付けHDD。Thunderbolt 2で高速転送

 バッファローは、高速転送に対応するThunderbolt 2端子を搭載し、4K映像編集に最適とする外付け6ドライブHDD「HD-HT/R6シリーズ」を10月上旬より発売する。価格は、容量が24TB(4TB×6)の「HD-HN024T/R6」が47万円。12TB(2TB×6)の「HD-HN012T/R6」が29万8,000円。

HD-HT/R6シリーズ
背面

 ハードウェアRAIDを備えた大容量の外付けHDDで、RAID 0/5/6に対応。Thunderbolt 2端子×2と、USB 3.0、eSATAを各1系統搭載する。Mac ProとThunderbolt 2で接続して使用する場合、RAID 6構成では実測649MB/秒の高速転送を実現。RAID 0構成で最大約1,158MB/秒の高速転送が可能。

 ストレージにはNAS用に設計された専用HDDを採用。出荷前に選別とエージングテストを行ない、将来のトラブル発生を低減したHDDのみを搭載したという。HDDを含めた3年間の保証体制も備える。

 本体前面を開いて、内蔵HDDをユーザー自身で交換可能。交換用のHDD型番は、24TBモデルが4TBの「OP-HD4.0BN/B」(93,000円/発売中)、12TBモデルが2TBの「OP-HD2.0BN/B」(54,000円/10月上旬発売予定)。

故障時などに内蔵HDDをユーザー自身で交換可能
交換用4TBHDD「OP-HD4.0BN/B」

 Thunderbolt 2はMac OS X 10.9以降で利用でき、USB 3.0接続にも対応。WindowsではUSB 3.0/eSATA接続に対応し、対応OSはWindows 7/8/8.1と、サーバー用のWindows Storage Server 2008 R2/2012 R2。

 消費電力は最大150W。外形寸法は170×230×260mm(幅×奥行き×高さ)で、HDDを含む重量は約7.7kg。Thunderbolt/USB 3.0/eSATAの各ケーブルや、ACケーブルなどが付属する。

(庄司亮一)