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Androidスマホ利用者の7割が月に1回以上アプリで動画視聴。SVODは約5%

 ビデオリサーチインタラクティブは18日、定額制動画配信サービス(SVOD)を含む動画配信サービスにおけるAndroidスマートフォンアプリの使用状況を発表した。過去13カ月('14年10月〜'15年10月)の、SVODを含む動画視聴アプリ全体の月ごとの利用率は60%台後半〜70%台で推移しており、このうちSVODアプリは約4〜5%となっている。月ごとの平均起動回数は全体では30回以上で推移しており、SVODアプリは10〜12回程度だった。

動画視聴アプリ全体の月間利用率・平均起動回数 時系列推移('14年10月〜'15年10月) 出典:ビデオリサーチ

 調査では、Androidスマートフォンアプリの利用ログデータを分析する「Cloudish by App Ape」サービス(提供:FULLER)を使い、日本国内のAndroidスマホにおける、動画配信サービスの視聴アプリの使用状況を調べている。属性が判別できる31,615サンプルが対象。集計対象アプリはYouTube、niconico、GYAO!、DMM動画、U-NEXT、TVer、Ustreamなどで、定額制動画配信サービスのAmazonプライムビデオ、Netflix、Hulu、dTV、バンダイチャンネルなども含む。

SVODアプリの平均起動回数は「大きな変動なし」

 '15年10月の、SVODを含む主な動画視聴アプリ全体の月間利用率は70.5%。過去13カ月で見ると60%台後半から70%台で推移しており、Google Playストアに登録されている他のアプリカテゴリ別利用率と比較すると、「ソーシャルネットワーク」カテゴリ(Facebook、Twitterなど)や「ライフスタイル」(クックパッド、McDonald's Japanなど)といったカテゴリの利用率と並ぶ水準になるという。

 利用者一人当たりの月間平均起動回数は'15年5月以降で30回を超え、8月には過去13カ月で最多の38.1回を記録。直近の10月は32.7回だった。

 SVODアプリの'15年10月の利用率は4.7%で、平均起動回数は11.5回。過去13カ月の月間利用率・平均起動回数をSVODのみに絞って見ると、利用率は4〜5%、平均起動回数は10〜12回程度で安定的に推移しており、「昨年10月以降大きな変動はみられなかった」という。

動画視聴アプリ(SVOD)の月間利用率・平均起動回数 時系列推移('14年10月〜'15年10月) 出典:ビデオリサーチ

19才以下の男女が動画視聴アプリを最も利用。SVODは男性が多い

 '15年10月の月間利用率・平均起動回数を性・年齢別で見ると、動画視聴アプリ全体の利用率は男性が69.5%、女性が70.8%でわずかに上回っているが、差はほとんどない。SVODは男性5.4%、女性4.5%。平均起動回数を性別で見ると、動画視聴アプリ全体では男性が40.9回で、女性の30.5回を10回ほど上回った。

性・年齢別 動画視聴アプリの利用状況('15年10月度) 出典:ビデオリサーチ

 男女に共通しているのは、共に若年層ほど相対的な利用率が高い点で、19才以下の男女では動画視聴アプリ全体の利用率82.8%、平均起動回数56.9回と最も高い数値となった。

 一方、SVODアプリについて見ると、利用率は20〜34歳の男性が6.2%で最も高く、平均起動回数は50歳以上の男性が16.8回で最多。19才以下の男女は利用率・平均起動回数が共に最も低く、ビデオリサーチでは定額で利用料がかかることが影響していると見ている。

 動画視聴アプリの利用率と平均起動回数の掛け合わせで算出したポイントを見ると、動画視聴アプリ全体では19才以下の男女が4,713ポイントでトップだが、SVODアプリは26ポイントで最も少ない。SVODアプリについては、20〜34歳の男性が91ポイントでトップだった。

利用率×平均起動回数で算出したポイント('15年10月度) 出典:ビデオリサーチ

(庄司亮一)