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オンキヨー、ハイレゾプレーヤー「DP-X1」を更新。起動が遅くなる問題を修正

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは13日、オンキヨーブランドのAndroid搭載ハイレゾプレーヤー「DP-X1」用の更新ソフトウェア(Ver.0.1.26.2)を配信開始した。アップデートにより、Androidアプリの最適化で起動に時間がかかる問題が修正される。

DP-X1

 オンキヨーは昨年末、DP-X1のバランス出力設定を特定の状況下で切り替えると発生する「(ヘッドフォンなどの)右チャンネルから大きな歪んだ音が出る問題」を修正する更新ソフト(Ver.0.1.25.4)を配信した。しかしアップデート後、DP-X1の起動時にAndroidアプリの最適化が実行されて時間がかかるケースがあるとして、追加の対応を予告していた。今回のアップデートではこの起動が遅くなる問題が修正される。

XDP-100R(ブラック/シルバー)

 このほか、パイオニアブランドのAndroid搭載ハイレゾプレーヤー「XDP-100R」にも、更新ソフトウェア(Ver.0.1.26.2)を13日より配信。アップデートにより、Android OSのセキュリティ向上が行なわれる。

 DP-X1/XDP-100Rは、どちらも384kHz/24bitまでのFLAC/WAVやDSD 11.2MHz再生(ヘッドフォン出力時はPCM変換)に対応。ロスレスフォーマット「MQA」にも対応予定。両モデルの違いとして、DP-X1はバランス出力できる2.5mm 4極のヘッドフォン出力を備えるが、XDP-100Rはバランス出力には非対応。

(庄司亮一)