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カー/AVアンプ向けの6/8ch省電力32bit DAC「AK4436/4438」

 旭化成エレクトロニクスは22日、カーオーディオやAVアンプなど多チャンネル用途に最適化した、ハイエンドオーディオ市場向け32bit DAC「AK4430」シリーズの新モデルを発表。チャンネル数が6chの「AK4436VN」と、8chの「AK4438VN」を用意し、サンプル出荷は2月開始、販売開始は'16年夏を予定している。

AK4438VN
AK4436VN

 ハイレゾオーディオ対応の同社製DACで採用しているVELVET SOUNDアーキテクチャを投入し、最大768kHzまでのPCMに対応する32bit DAC。IRD(Impulse Response Designed)フィルタを備え、32bit処理によるきめ細やかで自然な信号波形を追求。ユーザーが5種類のサウンドカラーを選ぶことも可能。

 ローディストーションテクノロジーにより、SN比108dBクラスで低歪-91dBを実現。さらに、OSRD(Over Sampling Ratio Doubler)テクノロジーにより帯域外ノイズを大幅に低減するという。

 チャンネル数はAK4436VNが6ch、AK4438VNが8chで、車載用別体アンプやAVアンプなどの多チャンネルオーディオに対応。デジタル入力はTDM(Time Division Multiplexing)をサポート。デイジーチェーン接続が可能で、多チャンネル再生システムの設計が容易になるとしている。

 カーオーディオ用途を想定し、車載機器向けの3V系電源(3〜3.6V)に対応。1チャンネルあたり13mW台の低消費電力性能を実現し、消費電力はAK4436VNが79mW、AK4438VNが102mW。動作温度範囲は-40〜105度。パッケージは32ピンのQFN(5mm角)。

 AK4430シリーズは、同社の“プレミアムDAC”ラインの「AK4450」シリーズをシングルエンド出力化した製品。AK4436VN/4438VNと'15年発表のDAC「AK4432」(2ch)をあわせ、2/6/8chのラインナップ構成となる。

(庄司亮一)