歴史を変えた異色作「機動武闘伝Gガンダム」HDリマスターでBD-BOX化

機動武闘伝Gガンダム
※ジャケットとは異なります
(C)創通・サンライズ

　ガンダムの歴史を変えた、1994年放送開始の異色作、「機動武闘伝Gガンダム」がHDリマスターで初Blu-ray BOX化される。商品名は「機動武闘伝Gガンダム石破天驚Blu-ray Box」。2 BOX構成で、BOX 1は9月27日、BOX 2は11月25日に発売。価格は各34,000円。発売・販売元はバンダイビジュアル。

　全49話の作品だが、BOX 1には24話を、BOX 2には25話を収録する。BD-BOX化にあたっては、ニューマスターポジフィルムからHDスキャンによるリマスターを実施。「Gガンダム史上最高画質を実現」したという。

　BOX 1には映像特典として、放送前特別番組の特別編集版を、BOX 2にはVHSで発売された「ガンダム戦記 決戦! ガンダムファイト」、「ガンダム戦記 ゴッドガンダム快進撃!」を収録する。

　さらにどちらのBOXにも、新録のオーディオコメンタリや、100ページ予定のブックレットを同梱予定。さらにドラマCDとして、BOX 1には「機動武闘伝Gガンダム GUNDAM FIGHT-ROUND1&2」特別編集版(GUNDAM FIGHT INTERVIEWを中心に構成したBlu-ray Box用特別編集版)、BOX 2には「新香港的武闘戯曲」が付属する。

　収納BOXは、BOX 1、BOX 2でつながる大河原邦男描き下ろしイラストを使用。インナージャケットも、当時のスタッフによる描き下ろしとなる。

BOX 1に使われる、大河原邦男描き下ろしイラスト
(C)創通・サンライズ

　なお、BVC(バンダイビジュアルクラブ)、プレミアムバンダイでは、両方のBOXを予約したユーザーに、「大河原邦男BOXイラストを使用した複製原画(額装)」もしくは「大河原邦男BOXイラストを使用したB2半裁ポスター」が当たるプレゼントキャンペーンなども実施する。

あらすじ

　未来世紀……。荒廃しつつある地球を捨てた人類は、宇宙にスペースコロニー国家を作り生活していた。

(C)創通・サンライズ

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　各国では宇宙での大規模な戦争を避けるため、ガンダムファイトと称し、地球をリングに各国の代表としてガンダム同士を闘わせ、優勝した国にその後4年間の主導権を与える制度を発案する。そして未来世紀60年、ガンダムファイト第13回大会が開催されようとしていた……。

(C)創通・サンライズ

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　1994年4月からテレビ朝日系で放送。各国を代表する格闘家が、ガンダムを使って格闘技で戦うという、これまでのガンダムシリーズと異なる異色作として大きな話題となった。なお、BD-BOX化にあたり、主人公ドモン・カッシュ役の関智一さん、東方不敗マスター・アジア役の秋元羊介さんからコメントが寄せられている。