ロジクール、「UE700r」などUltimate Ears新イヤフォン

UE700r

　ロジクールは、Ultimate Earsのカナル型(耳栓型)イヤフォン新製品として4種類7モデルを12月3日より順次発売する。価格はいずれもオープンプライス。デュアルアーマチュアユニットの上位モデル「UE700r」と、シングルアーマチュア「UE600」を12月3日に発売。直販価格はUE700rが22,800円、UE600が15,800円。

　その他に、UE600のマイク付モデルや、ダイナミック型のUE400/UE400V、スポーツモデルUE300/300Vなどをラインナップ。直販価格は9,800～16,800円。発売日は近日中としている。

■ UE700r

　UE700rは、2009年発売のUE700をリフレッシュした製品。カスタムチューニングドライバーとデュアルバランスド アーマチュアにより、中高音域と低音域を別々に再生し、広い周波数帯域をバランスよくカバーするという。

UE700r	デュアルバランスドアーマチュアを搭載

　外装はリキッドシルバーで、周波数特性は20Hz～20kHz、入力感度は113dB SPL/mW(1kHz)。インピーダンスは40Ω。遮音性は26dB。 ケーブル長は117cmで、プラグは金メッキ処理を施したステレオミニ。ケーブルを含む重量は12g。イヤーピースはXXS/S/M/Lの3サイズのシリコンイヤーピースと、低反発ポリウレタンフォームのものも同梱される。

■ UE600/UE600V

　シングルタイプのトップファイア型アーマチュアユニットを採用したカナル型イヤフォン。SuperFi 5の後継製品となり、アーマチュアならではの、解像度の高さと優れたサウンドステージを実現するという。

　UE600Vはマイク付モデルで、ケーブル部に電話の受話/終話、および音楽やビデオの再生/一時停止が可能なマルチファンクションボタンを装備。iPhoneなどで利用できる。

UE600	UE600V

　筺体はリキッドシルバー色の樹脂製。再生周波数特性は20Hz～20kHz、入力感度は115dB SPL/mW。インピーダンスは13Ω。遮音性は26dB。入力端子は3.5mmのステレオミニ。ケーブル長は117cmで、重量は14g。装着方法はケーブルを垂らすスタイルだけでなく、ケーブルを耳の上を通して後ろにまわす、オーバーイヤースタイルでも着用できる。

　キャリングケースや、ソフトイヤーチップ(XXS、XS、S、M、L)、低反発ポリウレタンフォームチップなどが付属。600Vにはシャツクリップも同梱される。

■ UE400/UE400V

　ダイナミック型のドライバが特徴のカナル型イヤフォン。「クリアで深みのある原音に忠実な音質を提供し、ダイナミックかつ鮮明なサウンドを実現する」という。UE400Vはマイク付モデルで、ケーブル部に電話の受話/終話、音楽やビデオの再生/一時停止などに対応するマルチファンクションボタンを装備。iPhoneなどで利用できる。

UE400	UE400V	iPhoneでの通話も可能

　筺体はリキッドシルバー色の樹脂製。再生周波数特性は20Hz～17kHz、入力感度は115dB SPL/mW。インピーダンスは16Ω。遮音性は26dB。入力端子は3.5mmのステレオミニ。ケーブル長は122cmで、重量は11g(UE400)/12g(UE400V)。

　キャリングケースや、ソフトイヤーチップ(XXS、XS、S、M、L)、低反発ポリウレタンフォームチップなどが付属。400Vにはシャツクリップも同梱される。

■ UE300/UE300V

　ジムでのエクササイズや街路でのジョギングなど、体を動かしながら音楽を楽しむためのスポーツ向けイヤフォン。耳にあわせて固定できるイヤーループデザインにより、エクササイズ中などでも外れないという。また、汗にも強い高耐久設計を採用している。

UE300	UE300V

　ダイナミック型のドライバを搭載し、低音重視のチューニングを実施。「ベースやドラムが刻むリズムに合わせた心地良いワークアウトを可能にする」という。UE300Vはマイク付モデルで、ケーブル部に電話のマルチファンクションボタンを装備。iPhoneなどで利用できる。

　カラーはオレンジ/グレー。再生周波数特性は20Hz～16kHz、入力感度は105dB SPL/mW。インピーダンスは16Ω。遮音性は22dB。入力端子は3.5mmのステレオミニ。ケーブル長は115cmで、重量は14g(UE300)/15g(UE300V)。キャリングケースや、ソフトイヤーチップ(XXS、XS、S、M、L)が付属。シャツクリップも同梱される。