ベセト、操作性を高めたラジオレコーダ「ラジオバンクII」

-大型リモコン採用。テンキー選局、さかのぼり録音も


ラジオバンクII

 ベセトジャパンは、AM/FMラジオレコーダ「ラジオバンクII(DRS-200)」を3月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は19,800円前後。

 放送中のAM/FMラジオを1ボタンで録音できるほか、最大20件の予約録音も可能なラジオレコーダ。本体のスピーカーでラジオや音楽ファイルを聴くことができる。2008年に発売された「ラジオバンク」(DRS-100)の後継機種で、大型リモコンを採用するなど、操作性を高めたことが大きな特徴となっている。

 従来モデルの発売当時は、予約録音ができるラジオとして反響が大きかった一方で、ユーザーは高齢者が多く、予約設定ができない人もいたという。こうした背景から、ラジオバンクIIでは、リモコンは1つのボタンで機能や動作を重複させず、それぞれの機能に専用ボタンを用意。日本語で機能を表記することで、ボタンが多くなっても迷うことなく操作できるという。ラジオの選局もテンキーで行なえる。

 曜日指定の予約設定や、録音ボタンを押す10秒前にさかのぼって録音できる「追っかけ録音」、録音ファイルにインデックスを付けて後で探しやすくする機能も搭載。音程を維持したままでの早聞き/遅聞き機能、“単語1つ分”をワンボタンで戻せる「2秒スキップ再生」、区間リピートなども搭載し、語学学習にも便利だという。

大型のリモコンを採用曜日指定の予約録音が可能

 記録メディアはmicroSD/SDHCカードで、4GBのカードが付属する。録音フォーマットはMP3で、ビットレートは「HQ」(128kbps)、「SP」(64kbps)、「LP」(32kbps)の3モードを用意する。なお、従来モデルで対応していたリニアPCM録音機能は省いている。

 本体で録音したファイルのほか、パソコンから転送したMP3、WMA、WAV形式の音楽再生にも対応。イヤフォン出力と、アナログ音声入力(ステレオミニ)も装備。外部入力音声のMP3録音も行なえる。さらに、マイクも内蔵し、ボイスレコーディングも可能。

 電源はACアダプタのほか、別売の単3電池4本でも駆動できる。外形寸法は196×95×97.2mm(幅×奥行き×高さ)、電池を除く重量は約516g。



(2011年 3月 11日)

[AV Watch編集部 中林暁]