加賀ハイテック、モバコンHQ対応タブレット「MeoPad」

-SDプレーヤー「MeoSlot」も。CEATECで展示


Meopad

 加賀ハイテックは、CPRMに対応したAndroidタブレット「TAXAN Meopad」などの新製品をCEATEC JAPAN 2011会場で発表した。

 タブレットのMeoPadは、7型800×480ドットの「Meopad ADVANCE」を2011年内に発売。また、防水仕様の「Meopad AQUA」と10型のマルチタッチ液晶「Meopad COMBO」を2012年初頭より発売する。価格はオープンプライスで、実売価格は未定。

 また、Androidを搭載し、ネットワークサービスなどをHDMI出力できるテレビアダプタ「MeoGate」やSDビデオプレーヤー「MeoSlot」も10月下旬より発売するが、価格は未定。


■ Meopad

 Meopad ADVANCEは、7型/800×480ドット液晶を搭載。Meopad AQUAは、7型/1,024×600ドット液晶を搭載するほか、IPX5相当の防水に対応し、台所やお風呂場などでも利用できる。Meopad COMBOは10型/1,024×600ドット液晶とデジタイザー機能を搭載し、ペンを使ったメモ書きなどにも対応する。

Meopad ADVANCEMeopad AQUAMeopad COMBO

 OSは3モデルともAndroid 2.3。特徴はmicroSDカードスロットを装備し、著作権保護技術のCPRMに対応したことで、同社が展開する「モバコンHQ」の再生にも対応すること。また、Blu-rayレコーダで作成し、SDカード持ち出し機能で作成した番組などをタブレットで再生可能になる。対応レコーダについては同社ホームページで後日案内予定。

 500万画素カメラとLEDライトを装備。GPSやIEEE 802.11b/g/n無線LAN、Bluetoothも搭載する。HDMIミニ出力やUSB端子も装備する。バッテリ駆動時間は、ADVANCEが約2.5時間、AQUAが約3時間、COMBOが約5.5時間。外形寸法/重量はADVANCEが205.5×118×14mm(幅×奥行×高さ)/400g、AQUAが218×133×16.8mm/490g、COMBOは未定。

 アプリケーションダウンロード用の専用のマーケット「TAXANマーケット」も立ち上げ、サポート情報やアプリなどを提供予定。

Meopad AQUAMeopad COMBO

■ MeoSlot

MeoSlot

 SDカードリーダーとHDMI出力を備えたプレーヤー。SDカードやUSB端子に記録した動画や静止画、音楽の再生が可能で、リモコン操作でテレビなどに出力できる。前面にSDカードスロットとUSB端子を装備する。

 対応フォーマットは、映像がSD-Video、MPEG-1/2/4(SP/ASP)、MPEG-4 AVC/H.264、3GP、3G2、DivX、Xvid、MJPEG、RealVideo。音楽はMP3、AAC、OGG、PCM、WMA、画像はJPEG、BMP、PNG、GIF、TIFF。

 また、「モバコンHQ」やBDレコーダで録画し、SDカード出力した番組(SD-VIDEO)の再生にも対応する。対応レコーダは同社ホームページで案内予定。

 出力端子はHDMI×1、コンポーネント×1、コンポジット×1。外形寸法は104×70×24mm(幅×奥行き×高さ)、重量は80g。リモコンやHDMIケーブルが付属する。


■ MeoGate

MeoGate

 Android 2.2を搭載したメディアプレーヤー。Ethernetを装備し、ネットワークプレーヤーとして利用できるほか、SDカードやUSBメモリ内のファイル再生にも対応する。

 HDMIでテレビと接続し、Webやネット動画などを楽しめるほか、LAN HDD内の動画/音楽/写真コンテンツの再生に対応。対応形式は映像がMPEG-1/2/4、MPEG-4 AVC/H.264、H.263、VC-1、DivX、Xvid、MJPEG、RealVideo、VP6。音楽はMP3、AC3、AAC、OGG、PCM、DTS、Real Audio、FLAC、AMR、WMA。画像はJPEG、BMP、PNG、GIF。

 出力端子はHDMIのほか、コンポジット×1と光デジタル音声を装備。外形寸法は128×106×30mm(幅×奥行×高さ)。リモコンが付属する。



(2011年 10月 6日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]