JVA、5月のビデオソフト売上発表。「ヱヴァQ」発売などで販売用BDが好調

BD版「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」
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　日本映像ソフト協会(JVA)は2日、2013年5月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は、前年同月比104.3%の181億2,400万円で、売上本数は同107.4%の563万3,000枚と、3カ月連続で売上金額・本数が前年同月を上回った。

　また、当月は「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」のリリースもあり、販売用BDが好調で、売上金額60億9,100万円と前年同月比148.2%の伸長となった。BDとDVDの販売用を合わせた金額は前年同月比101.1%と微増。このうち、DVDとBDの割合は52.1対47.9となり、BDの比率が高まっている。

　2013年5月のBDビデオ全体の売上金額は前年同月比147.5%の64億2,500万円、数量は同147.2%の148万1,000枚。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は35.5%で、数量の構成比は26.3%。BDビデオの内訳は、販売用の売上額が前年同月比148.2%の60億9,100万円、数量は同158.2%の137万9,000枚。レンタル店用は売上額が同135.5%の3億2,800万円、数量が同75.1%の9万9,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比89.9%の116億9,900万円。数量は同97.9%の415万2,000枚。DVDビデオの内訳を見ると、販売用DVDは前年同月比78.1%の66億2,500万円、数量は同83.7%の218万3,000枚となった。レンタル店用は売上額が同112.6%の50億800万円、数量は同120.6%の194万8,000枚。

　2013年5月度の新作BDビデオは販売用が前年同月比88.1%の178タイトル、レンタルは同44.1%の26タイトル。新作DVDは販売用が同67%の373タイトル、レンタルは同89%の493タイトルとなっている。