山崎貴監督の実写版「寄生獣」、4月29日にBD発売

寄生獣 DVD通常版

　'14年11月公開の実写映画「寄生獣」が、4月29日にBlu-ray/DVD化。BD/DVDそれぞれに豪華版と通常版を用意し、価格は、BD豪華版が6,700円、BD通常版が4,700円。DVDは豪華版が5,800円、通常版が3,800円。4月25日より公開される「寄生獣 完結編」に合わせてのリリースとなる。発売元は講談社/バップ、販売元は東宝。

　BD/DVD豪華版は本編ディスクと特典ディスクの2枚組で、特典ディスクには、メイキング映像の撮影編とVFX編、スピンオフショートムービー「ミギーの世界を教えて」、東京国際映画祭 密着映像集、山崎貴監督インタビュー、キャストインタビュー(染谷将太・橋本愛)を収録。本編ディスクには予告編集と、山崎貴監督ほか製作スタッフによる本編オーディオコメンタリを収録している。さらに、ブックレットも同梱する。BD/DVD通常版の収録内容は、豪華版の本編ディスクと同じ。

　'89年に連載開始され、累計1,300万部を記録した名作マンガを原作とし、二部作で実写映画化。監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズや「STAND BY ME ドラえもん」などを手掛けた山崎貴。出演は、染谷将太、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ほか。寄生生物・ミギーの声とモーションキャプチャーは阿部サダヲが担当している。4月25日より「寄生獣 完結編」が劇場公開される。なお、アニメ版「寄生獣 セイの格率」は'14年10月より放送されている。

あらすじ

　普通の高校生・泉新一は、未知の生物に右手を食われた。突然現れたこの生物は通称・パラサイト、なんと人間の脳を食い、その人間の身体に寄生する新種の知的生物だった。新一を襲ったパラサイトは、脳を奪うのに失敗し、右手に寄生してしまった。動揺する新一をよそに、右手は人間の言語や文化を学び、自らをミギーと名乗り、新一に共同生活を持ちかけてきた。お互いが生き続けるためには、他に選択肢はない。勘の鋭い同級生・村野里美に怪しまれながらも、なんとかいつも通りの日常を過ごそうとする新一。しかし、教師として赴任してきたパラサイト・田宮良子にその正体を見破られてしまう。街中に潜み人間を喰らうパラサイト達との戦いを余儀なくされた新一とミギー。

　パラサイト達が一大ネットワークを形成しつつある中、 人間達もパラサイトへの反撃を始めようとしていた。地球に生存を許される種は、人間か、パラサイトか……。