ユキム、inakustikのオーディオ用LANケーブルなど4モデル

　ユキムは、独inakustikのオーディオ用USBケーブルやLANケーブルなど4モデルと、独AVINITYのオーディオケーブル3モデルを2月27日に発売した。価格は、inakustikのUSBケーブル「REFUSB-B/M」が0.75mで45,000円、1.5mで50,000円。LANケーブル「RFLAN」が30,000～42,000円(0.75～5m)、フォノケーブル「NF-803 DIN」が1.5mで75,000円。AVINITYのRCAケーブル「AR-RCA-ST」が1mで20,000円、2mで27,000円など。

inakustikのフォノケーブル「NF-803 DIN」

inakustikのケーブル4モデル

左からREFUSB-B、REFUSB-M、RFLAN

　inakustikは、USBケーブル2種とLANケーブル、フォノケーブルの計4モデルを新たにラインナップに追加。いずれも同社の最上位グレード「REFERENZ(リファレンス)」シリーズに位置付けられている。

　USBケーブルは、USB A-B端子の「REFUSB-B」とUSB A-miniBの「REFUSB-M」の2種類をラインナップ。USB 2.0に対応する。導体にはリファレンスシリーズのみに用いられるというラッカーコーティングで制振処理されたOFCを採用。インシュレーション処理により、信号劣化の原因となるジッタを低減するという。導体は4層のシールドによって保護している。プラグには、接続機器の振動の影響を受けにくく、振動に起因する電圧的揺らぎを抑えるリファレンスメタルプラグを採用。ケーブル長は0.75mと1.5mを揃える。

　オーディオ用LANケーブル「RELAN」は、CAT7(10G BASE-T)に対応。伝送帯域幅は1,200MHzを超え、10Gbpsの高速ネットワーク通信に必要なスペックを満たしているという。導体はUSBケーブルと同様、制振処理されたOFCを採用し、ケーブル構造はツイストペア×4束。発泡PEによるリードインシュレーションや、微小振動の低減効果を持つPEネットワークジャケットを用いた被覆、リファレンスメタルプラグを装備する。ケーブル長は0.75m/1.5m/3m/5mの4種類を用意する。

　フォノケーブル「NF-803 DIN」は、汎用性の高いDIN端子を装備。制振処理されたOFC導体やPEネットワークジャケット被覆など、リファレンスシリーズのみに用いられる技術を投入している。導体周辺には、空気による絶縁と制振を利用した独自の「DUO-PE IIテクノロジー」を採用する。ケーブル長は1.5m。

ANINITYのケーブル3モデル

AVINITYのREFERENCE CLASSシリーズ

　AVINITYは、同社の上位グレード「REFERENCE CLASS」のRCAケーブル、同軸デジタルケーブル、フォノケーブルの3モデルを用意する。いずれも純度99.99%のPC OCCに純銀コートを施した導体をコア・マテリアルに採用。従来のコアキシャルシグナルライン構造をベースに、2重の極薄アルミ箔や高密度編組など5重のシールドを装備する。端子には24金メッキを施し、プラグ部には振動に強いソリッドメタルプラグを採用。リファレンスクラスのみに用いられるゴールドカラーをあしらっている。