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オヤイデ、COZOYのUSBメモリ風小型DAC/ヘッドフォンアンプ

実売2万円の「COZOY Astrapi」

 小柳出電気商会は、新ブランド「COZOY」の輸入/販売を開始する。第1弾としてスティックタイプの小型DAC/ポータブルアンプ「Astrapi(アストラピ)」を5月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。

COZOY Astrapi

 iPhoneやiPad、Android、Windows/MacなどとUSB接続できる小型のオーディオDAC。デジタル音声入力用のmicroUSBと、ステレオミニのアナログ音声出力を装備し、USB入力したデジタル音源を高品位に変換/出力できる。スマートフォンやPCとの接続用にLightning-USBケーブルや、microUSBケーブル(Android用、PC用)などが付属する。長さはいずれも20cm。なお、Apple 30pin Dock製品には非対応。

iPhoneとLightning接続
Androidスマートフォンの接続例
PCと接続
ヘッドフォン出力。背面にクリップ

 対応サンプリングレート/ビット深度は44.1kHz/16bitまでで、ハイレゾファイルはダウンコンバートして再生する。対応のハイレゾアプリは「ONKYO HF Player」や「Radius NePlayer」、「Kaisertone」など。電源はスマートフォンやPCなどから給電するため、充電などは必要ない。ヘッドフォン出力は最大40mW、対応ヘッドフォンインピーダンスは16~100Ω。SN比は105dB。

 外形寸法は52×17×9mm、重量10gと小型軽量で、スマートフォンと一緒に持ち運べるほか、背面にクリップを装備し、ポケットやバックに固定することも可能。オヤイデ電気では「USBメモリに近いサイズ感」とその小ささをアピールしている。

500円玉とのサイズ比較続

 オヤイデのウェブサイトでは、Astrapiの発売を記念して20名のモニターを募集開始。また、5月9日に開催されるポタフェス札幌や16日のヘッドフォン祭などにも出展する。

(臼田勤哉)