iTunes 12.2公開。MacやWindowsから「Apple Music」が利用可能に

　アップルは1日、新音楽サービス「Apple Music」に対応したiTunes 12.2を公開した。月額利用料金980円(税込)のストリーミング音楽配信サービスを、MacやWindowsからも利用できるようになる。インターネットラジオなどの機能も含まれており、最初の3カ月間は無料で利用可能。

iTunes 12.2。「Apple Music」で「For You」機能を使っているところ

アップデート情報

　数百万曲のストリーミング楽曲を楽しむために、ユーザーの好みに合わせたプレイリストやアルバムをレコメンドする「For You」機能、アップルのミュージックエディターが選んだ新しい楽曲が楽しめる「New」、アーティストから投稿されたコメント、写真、音楽、ビデオをチェックでき、交流も可能な「Connect」機能も用意する。

　「マイミュージック」機能は、iTunesで購入した音楽、CDから読み込んだ音楽、Apple Musicから保存した音楽などを、1カ所にまとめて管理できる。なお、iTunes Storeでは従来通り、音楽を単曲、またはアルバム単位で購入する事もできる。

アップルのミュージックエディターが選んだ新しい楽曲が楽しめる「New」

　「Beats 1」は、24時間/7日間のラジオステーションで、LAやニューヨーク、ロンドンの人気DJを中心に展開。Beats 1上だけのアーティストインタビューなども提供するという。

　インターネットラジオ受信機能も「Apple Music Radio」に刷新。注目のラジオ局では、エキスパートがセレクトした音楽が楽しめる。アーティストや曲を自分で選び、新しいネットラジオ局を始めることも可能。お気に入りの局に素早く戻れる「最近再生した項目」機能も用意する。

iTunes 12.2のバージョン情報

　「Apple Music」の詳細は既報の通り。iOS機器でも利用できるようになる、「iOS 8.4」も6月30日より提供されている。