レビュー

ハイレゾ対応スピーカーは、何をもって“ハイレゾ対応”なのか? ヤマハ「NS-F901」を聴く

ヤマハのスピーカーSoavo「NS-F901」

 ハイレゾ対応USB DACの増加&低価格化や、配信サービスの拡大により、“ハイレゾ”はオーディオ市場におけるムーブメントとして盛り上がりを見せている。だが、ハイレゾ楽曲の充実や、DACがどのフォーマットに対応しているかなど、どちらかと言うと“上流”の話題が盛んである一方で、下流、つまりスピーカーやヘッドフォン側の対応を忘れがちだ。

 CDと比べて情報量が多く、ワイドレンジなハイレゾ楽曲だが、せっかくそのデータを入手、再生しても、最後の最後、音として出てくるスピーカーやヘッドフォンで“ハイレゾの良さ”がスポイルされてしまってはもったいない。

 わかりやすい例を挙げるならば、高域の再生能力だ。CDのサンプリング周波数は44.1kHzでは、約20kHzまでの高域が収録できる。ハイレゾは96kHzであれば約48kHz、192kHzならば約96kHzまでの収録が可能だ。だが、スピーカー側が20kHzまでしか再生できなければ、それ以上の音を頑張って入力しても意味が無くなってしまう。

Soavo「NS-F901」と企画広報室の安井信二氏

 高域だけでなく、16bitから24bitへと、音の細かさ(音量の細かさ)が飛躍的に拡大するのもハイレゾの魅力だが、細かで繊細な音を伝送しても、スピーカー自体の音がモヤモヤ、ボワボワであれば残念な事になる。繊細な味付けの日本料理の仕上げに特濃マヨネーズをぶっかけるようなものだろう。

 ハイレゾ時代に求められるスピーカーの音作りとはどんなものだろうか? ハイレゾソースの再生を想定した新モデルとして、「Soavo」(ソアヴォ)シリーズのフロア型「NS-F901」(1台21万円)を発売した、ヤマハミュージックジャパン AV流通営業本部企画室 広報の安井信二氏に話を聞いた。そこからは、CD時代とは明らかに違う“これからのスピーカーに求められる姿”が見えて来た。

ハイレゾに対応するためにSoavoが進化した点

 話の前に、「Soavo」について簡単に振り返ってみよう。モニタースピーカーやシアタースピーカーを色々手がけているヤマハだが、「Soavo」はそうした既存シリーズとは別のものとして、2006年に第1弾のフロア型「Soavo-1」が発売された。「Soavo」とは、イタリア語のSoave(優美な)とVoce(声・歌声)を合わせた造語で、その由来の通り、「歌声を優美に聴かせる」事をコンセプトとしている。

 その後、2008年にエンクロージャの仕上げを従来の突き板から、ヤマハのピアノと同じピアノフィニッシュに変更し、ユニットにも改良を加えた「Soavo-1(BP)」が発売。そして昨年12月から発売されたのが、今回取り上げる「NS-F901」で、第3世代モデルと言えるだろう。前述の通り、「NS-F901」は“ハイレゾの再生を想定したスピーカー”であるのが大きなポイントだ。

 3ウェイ4スピーカー構成のフロア型で、エンクロージャはフロントバスレフ。ツイータは3cm径アルミドーム、ミッドレンジは13cm径、ウーファは16cm径で2基構成となっている。

初代の「Soavo-1」
中央にあるのが第二世代の「Soavo-1(BP)」
新モデル「NS-F901」
NS-F901の内部構造。ミッドレンジから下がパーテーションで区切られているのがわかる

 エンクロージャはズドンと、内部が空洞になっていると思いがちだが、実はツイータ+ミッドレンジと、ウーファ×2基の間が、スラントパーテーションで完全に区切られている。2ウェイの密閉型スピーカーの下に、ダブルウーファのバスレフスピーカーがドッキングしたような構造だ。

 ただ、こうしたエンクロージャの構造は初代の「Soavo-1」や2代目「Soavo-1(BP)」と変わっていない。もっと言えば、初代の「Soavo-1」の時点で高域の再生レンジは50kHz(-10dB)/100kHz(-30dB)をクリアしており、新モデル「NS-F901」も高域は50kHz(-10dB)/100kHz(-30dB)で同じだ。では「Soavo-1の時点で“ハイレゾ対応”と謳っても良いのでは?」と思うが、そう簡単な話ではない。

安井氏(以下敬称略):従来のオーディオではCDがメインソースですので、CDを主体にスピーカーのチューニングをしてきました。CDは16bit/44.1kHzで、ハイレゾと比べると全体的に音のエッジがカチッとしていて、響きがやや少ない傾向があります。Soavo-1のようなスピーカーでは、それ(CDの“デジタルっぽい音”)をアナログっぽく聴かせるために、少し響きを乗せるようなチューニングをしてきました。

安井氏

 CDという音源の欠点を、スピーカーで補ってあげようという考え方ですね。例えば、低域は量感豊かに、中高域はややしっとりとした音になるよう、キャビネットを適度に鳴かせるチューニングにしたり、ユニットの振動板を少し柔らかくして、ユニット自体がある程度勝手に動くようにして余韻を出すようなテクニックも使われてきました。しかし、ハイレゾが登場すると、スピーカーに求められる要素も変化しており、“CDとハイレゾの違い”をキッチリ音で表現できる必要があります。

 つまり、ソースのアラを補うため、あえて施してきた工夫が、ハイレゾ時代のニーズとはマッチしなくなっているという事だ。

 では、ハイレゾの良さをそのまま聴かせるために、具体的には何をしているのだろうか。安井氏は、「ミッドレンジとウーファの振動板に注目して欲しい」と言う。各ユニットの口径はミッドレンジが13cm径、ウーファが16cm径でサイズは従来モデルと同じだが、振動板の素材が異なっている。

ミッドレンジユニット
低域はダブルウーファ

安井:違うのは振動板の組成です。前モデルの「Soavo-1(BP)」では、A-PMD(Advanced Polymer Injected Mica Diaphragm)を使っていました。これは、硬い樹脂であるポリメチルペンテン(スーパーエンプラ:エンジニアリングプラスチック)に、ポリプロピレンという樹脂を20%くらい混ぜる事で、しなやかさを出したものです。これにより、ユニット振動板の腰が柔らかくなり、響きを付加する事ができます。

 しかし、ハイレゾの良さを出すためには、微小信号に対するレスポンスを上げる必要があります。具体的には、音の立ち上がり、立ち下がりですね。振動板が止まるべき時はピタッと止まり、動く時はパッと動く。勝手にフラフラ振れない。そうした振動板にするため、新モデルではポリプロピレンを加えず、100%ポリメチルペンテンを使っています。つまり、より軽く、硬い樹脂だけにしたわけです。

 また、振動板自体で発生する分割共振(振動板の上で発生する複数の共振)を拡散させるために、マイカや酸化チタンを混ぜています。以前はタルクを入れていましたが、酸化チタンはより軽く、硬い粉です。このように素材や混ぜ物を硬くする事で、ユニットの厚み自体は0.45mmで従来と同じですが、剛性は大幅に向上しました。この新しい振動板は「New A-PMD」と名づけています。

 振動板を支える周囲のエッジも、オリジナルのSoavo-1ではやや柔らかい発泡ゴムを使っていましたが、NS-F901では独クルトミューラーのソリッドゴムに変更しています。

NS-F901に搭載されているミッドレンジ(左)とウーファ(右)

 ユニットだけでなく、ネットワークにも手が加えられている。

ツイータは従来モデルから変更はない。アルミマグネシウム合金製の振動板のドームタイプ、磁気回路はネオジムマグネットを用いた内磁型

 “心地良く女性の声を楽しむ”というコンセプトで作ったSoavo-1は、しなやかな振動板に柔らかめのエッジを組み合わせる事で、周波数特性の面では、ミッドレンジとツイータの間にあえてディップ(谷間)を作っていました。こうする事で、音量を上げても刺激的で嫌な音が出ず、独特の心地良さが得られるのです。しかし、悪い言葉で言うと抜けが悪く、少しこもった感じの帯域があります。

 NS-F901では、ユニットの剛性をアップさせると共に、ミッドレンジとツイータのクロスオーバー部分に谷間が出来ないよう、フラットに繋がる特性になるよう、ネットワークの定数も変更しました。これにより、全体の周波数特性がフラットになっています。

 つまり、トランジェントの良いユニットを搭載するだけではダメで、ハイレゾの情報量をキッチリ再生するためには、周波数特性もできるだけフラットにする必要があるというわけだ。

バスレフポートの内部に注目。奥がすぼまっているのがわかる

 ここまでは中高域の話だが、NS-F901では低域にもこの思想が貫かれている。前述のように、ダブルウーファはフロントバスレフのエンクロージャに搭載されているのだが、バスレフポートを覗いてみると、中に何やら“段差”のようなものを発見。安井氏によれば、ポートのだいたい半分から奥が一段細くすぼまっており、段付きポートになっているのだそうだ。指を突っ込んで触ってみると、力を入れると少し変形する程度の硬さの素材がポートの内側にグルっと取り付けられている。

 スピーカーを購入すると、円柱形の吸音材のようなパーツが付属していて、バスレフポートにカポッと入れると低音の量を調整できるモデルが存在するが、あれと同じで、俗にいう“ダンプドバスレフ”だ。当然ポートを絞るとバスレフ効果は薄まり、低域の量感は減る。しかし、音としては密閉型に近づき、タイトで音の動きが見えやすい低域になる。

安井:中高域のレスポンスを向上させ、微小信号までキッチリと出し、フラットな特性を目指す一方で、低域はバスレフで良いのかという話になります。バスレフは確かに量感は出ますが、音がボヤけます。NS-F901では、それを避けるために、ダンプドバスレフでポートをあくまでエア抜きとして使っています。こうする事で、低域の量感は減りますが、周波数レンジとしてはなだらかに下がり、低域までキッチリと解像度が出せるようにしました。

 量感は減っていますが、低域のレンジは伸びているんです。Soavo-1は35Hzでしたが、NS-F901は32Hzから出ています。それに対して、ポートのチューニングは30Hzまで下げており、バスレフとしてのポートの効果はほとんどありません。

ピアノと同様の塗装に技。設置性も改善

 初代Soavo-1 & Soavo-1(BP)と、新モデルNS-F901を比べて、真っ先に気づく外観的な違いは脚部だ。従来モデルは横に細い足が伸びていたが、NS-F901は筐体よりも一回り大きなプレートタイプになっている。

安井:従来はアルミの鋳物の長い足を採用していました。脚部としての完成度は高いのですが、横に出っ張ってしまうので、筐体がスリムにも関わらず、床面積をとってしまっていました。そもそも、この足を採用していたのは、ヤマハ内の品質保証の転倒基準が“前後左右15度傾けても倒れない事”という厳しいもので、それをクリアするために必要だったからです。しかし、他社さんは既に“10度”を基準としており、我々も今回は基準を10度に変更し、オーソドックスなベースプレートタイプとしました。

 ベースプレートにもこだわりました。スピーカーのバッフル面と、プレートの前面の位置を見ていただくと、両者を揃えてあるのがわかると思います。例えばプレートの方が出っ張っていると、そこに反射して音が変わってしまいますので。

脚部はベースプレートになった。スピーカーのバッフル面とプレートの前面が揃っているのもポイントだという

 外観で目を引くのは、何と言っても美しいピアノフィニッシュだ。この光沢を出すため、さぞかし何度も重ね塗りをしているのかと安井氏に聞いてみると、意外な答えが返ってきた。

安井:表面仕上げはSoavo-1(BP)と同じで、ヤマハのグランドピアノで行なっている塗装と同様です。実はピアノフィニッシュにも基準が存在し、“表面の鏡面性”で判断します。鏡と同じように、パッと像が写った時に、像に歪みが出ない平面性が出せているかどうかが基準になります。

 回数としては2度塗りで、下塗りの後はサンディングで平滑を出し、上塗りした後にサンディングを行ない、バフ掛けをして鏡面を出しています。そして、最後にポリエステルのクリア塗装を行なっています。クリア塗装をした上からバフがけしても平面は出ないので、その前の時点で、いかに平面性を出すかがポイントとなります。

 ピアノフィニッシュに関しては、“何度も重ね塗りをする方が良い”ようなイメージを持っている方もいらっしゃると思いますが、実は塗装は少ない方が良いんです。あまり重ねてしまうと、塗料でエンクロージャが硬くなり過ぎて音にも良くありません。少ない回数で、いかに平面性を出すかが重要になります。

美しいピアノフィニッシュは、確かに鏡のようでもある

 ピアノフィニッシュは、見た目の高級感も素晴らしいが、塗料だけで1kg程度はあるため、スピーカーを重くする効果もあるという。さらにNS-F901ではベースプレートを採用した事で、初代Soavo-1(27kg)と比べると、3kg以上重い30.7kgになっている。この重さは音にも良い影響がありそうだ。

 また、プレートの前面をバッフルと揃えるという細かいこだわりも、微細な音の違いがわかりやすいスピーカーならではと言えるだろう。

音を聴いてみる

 ヤマハの試聴室において、一般的なリビングを想定した設置で音を聴いてみた。組み合わせは、CDプレーヤー「CD-S1000」(133,350円)、プリメインアンプ「A-S1000」(155,400円)だ。CDやハイレゾのSACDなどを試聴した。

 まずCDの試聴として、JAZZボーカル(松尾明Trio & MAYA)や、柴田淳のカバーアルバム「COVER 70's」から「スカイレストラン」などを再生する。見通しの良い音場が広がり、定位は明瞭。音像の輪郭もクリアだ。特にベースの低域の動きが細かく、よく見える。

 振動板の剛性アップや、周波数特性のフラット化と聴くと、硬くて冷たい音になったのかと身構えていたが、そこまでガチガチではなく、ヴォーカルの高域のしなやかさ、アコースティックベースのゆったりとした音圧が心地良い。確かに初代のSoavoと比べると音はずいぶん変わった。しかし、クールな音場に広がる柴田淳の声の艶っぽさに、“Soavo”らしさを感じる事もできる。

 SACDで、金子三勇士によるリストのピアノソナタを聴く。ピアニッシモとフォルテッシモが交互に展開するが、小さな音は本当に小さくて、耳をそばだてていると、突然ドカンと力強いフォルテッシモが炸裂する。その音量差が極めて大きい、オーディオ機器の再生能力が試される楽曲だ。

 だがNS-F901では音の小さな部分でも、ピアノの音像は曖昧にならず、低域も含めて輪郭が明瞭だ。力強いフォルテッシモは、油断していると体がビクッと痙攣するほど急峻でパワフルな音だが、その鋭い音がズバッと出て、サッと消えるスピード感が心地良い。剛性を高め、トランジェントの良さを追求したユニットならではの描写と言えるだろう。

CDプレーヤー「CD-S1000」と、プリメインアンプ「A-S1000」

 「藤田恵美/camomile Best Audio」から「Best of My Love」を再生。アコースティックベースの低域が豊富な楽曲だが、それゆえ、普通のバスレフスピーカーで再生すると「ヴォー」という唸り声のような迫力の低域が楽しめる反面、その中に情報量が少なく、単に反響して膨らんだだけのボンワリした音に聴こえてしまう。

 だが、NS-F901では「ズーン」と硬く、芯のある低域が一気に沈み込み、そこから引き起こされる低音の響きが必要以上に肥大化せず、タイトだ。一聴すると、通常バスレフの「ヴォー」という低音の方が派手で良さそうに感じるのだが、NS-F901のように中高域の解像度が高いと、低域までキッチリ制御されている方が、サウンドステージ全体のフォーカスがバッチリ合うので、聴いていると心地良く、まとまりも良く感じられる。

 ハイレゾソースを高解像度なモニターヘッドフォンで聴くと、耳の能力がアップしたかのように、細かな音が克明に聴き取れる、ある種の快感を覚えるが、あの感覚がフロア型スピーカーでも楽しめるのが面白い。

 かといって、輪郭を無理やりカリカリシャープに先鋭化させているわけでもない。ソースがしなやかであればしなやかに、エッジが立っていれば、そのようにシャープに描いてみせる。「原音に忠実な再生」と言ってしまえば簡単だが、質感も含めてキッチリとそれが再生できる機器というのは多くはない。

 NS-F901を聴いていると特に感じるのは、低域の解像度の重要性だ。考えてみれば、中高域が微細な音まで精密に描写しているのに、低音がボーボー膨らんでいたら、迫力がどうこう以前にアンバランスになる。高解像度なNS-F901のサウンドが、全体を見渡してみてもまとまり良く感じられるのは、高域から低域まで、分解能の高さがキッチリ揃っているからなのだろう。

ハイレゾに対するためにSoavoが進化した点

 ハイレゾ対応機器を求める市場ニーズに合わせて進化したNS-F901だが、安井氏によれば、市場のニーズ自体も国によって違いがあるという。

安井:実は、ダンプドバスレフ仕様にしているのは日本向けのみで、欧州向けは通常のバスレフポートになっています。ハイレゾを楽しむ人の割合が日本の方が多いというのもありますが、日本人のスピーカーに求めるものが、トランジェントも含め、ハイ・フィデリティ、つまり“高忠実度再生”であるという点が大きいですね。

 ユニットのマグネットも、欧州向けと日本向けでは、日本向けの方が磁束密度をアップさせています。より強いマグネットを使う事で、音の立ち上がり、立ち下がりのレスポンスは良くなります。

 市場のニーズやトレンドを取り入れる事で、Soavoの新モデルは、いわゆる“モニターライクな音”にシフトしたとも言えそうだ。

安井:そうですね。“とにかく女性の声を美しく”という当初のSoavoのコンセプトからは少し離れてしまいますが(笑)。

 ハイレゾの良さをそのまま伝える事は、逆に言えば録音の悪いCDなどのアラが、そのまま出てしまう事にもなります。また、従来と比べると、アクセサリやケーブルなどを交換した際、変化への感度が高く、音の違いが実感しやすいスピーカーになっています。良い意味で使いこなしが必要になる、いわゆる“調教しがいのある”スピーカーだと言えます。

 ハイレゾの情報量を存分に楽しむためには、その細かな情報をキッチリと、ボヤかさず、再生する事が求められる。その結果、生まれるスピーカーは、細かなセッティングやアクセサリの違いが即座に音に反映されるようなセンシティブなスピーカーになるだろう。

 だが、ポテンシャルの高いスピーカーを入手し、セッティングやアクセサリを詰めて、自らが理想とする音に追い込んでいくのがピュアオーディオの醍醐味でもある。ハイレゾ時代の到来は、オーディオファンの腕も試される、“趣味としてのオーディオがより面白くなる時代の到来”と言い換えられるかもしれない。

 試聴の際は、ハイブリッド仕様のSACDや、CDとハイレゾソースなど持参し、情報量の違いをキッチリ描写できるかにも注目したい。それが、ハイレゾ時代のスピーカー選びの1つの指標になるだろう。

 (協力:ヤマハ)

インシュレータを付属のスパイクに交換する事もできる。これも音が大きく変化するそうだ。スパイクの先端は床などを傷つけにくいように、若干丸みを持たせてある
スピーカーターミナル。ネットワークのコイルに入力する事を避けるため、上のターミナルに+を入力。−のグラウンドを下のターミナルから落としている。コイルとジャンパー線の影響の間をとったような格好で、開発のチューニング時もこの接続で行なっているのがSoavoの伝統だという。そのため、説明書にもこのように接続するよう書かれている

(山崎健太郎)