シアター探訪

品川に復活したIMAX。映画以外も“何でもアリ”なT・ジョイ

 都内近郊ではシネコンの新設・リニューアルが相次いでいる。その中でも、画質・音響を特に重視する映画ファン層の大きな注目を集めたのが「T・ジョイ PRINCE品川」のオープン。2016年4月、品川プリンスホテルの一角にある「品川プリンスシネマ」をリニューアルする形で開館。同年7月には待望の「IMAXデジタルシアター」が導入された。

T・ジョイ PRINCE品川

 ターミナル駅である品川にあり、しかもホテルの中にあるユニークなシネコンでは、どんな体験ができて、リニューアルによってどう変わってきたのか。T・ジョイ PRINCE品川サイトマネージャーの花田尚謙氏と、ティ・ジョイ総務部総務グループの田村順也氏に話を聞いてきた。

T・ジョイ PRINCE品川の花田尚謙サイトマネージャー(右)と、ティ・ジョイ総務部の田村順也氏(左)

「ホテルの中のシネコン」。IMAXも

 「T・ジョイ PRINCE品川」の最寄り駅はJRおよび京急線の品川駅。高輪口方面へと歩いて、国道(第一京浜)を渡るとそこはもう品川プリンスホテルの敷地となる。飲食店、衣料品店、フードコード、ボウリング場などが立ち並ぶ一角にT・ジョイ PRINCE品川がある。つまり「ホテルの中にシネコンがある」わけだ。ホテル宿泊客の場合、フロントからシネコンまで歩いてすぐのため、雨が降っていても濡れる心配はない。

 シネコンとしての規模は全11スクリーン。このうち「シアター11」がIMAXデジタルシアターで、その他の10スクリーンは全て建物3階にあるチケット売り場の近くにあるが、シアター11だけは別。エスカレーターなどで6階へ上がると、そこに専用の入場口がある。

品川駅から直接T・ジョイ PRINCE品川へ行きたい場合は、この坂を上る。ホテルのフロントに通じる別の出入り口もある
6階のIMAXデジタルシアター入り口
館内図。入り口と出口が別々(一方通行)になっている

「シン・ゴジラ」で品川が“ゆかりの地”に?

 今回は担当者2名に話を伺った。花田尚謙氏はT・ジョイ PRINCE品川の現場をまとめるサイトマネージャー。グループ全体の取り組みなどについては総務部総務グループの田村順也氏に聞いた。

──かつての「品川プリンスシネマ」からリニューアルするかたちで、2016年4月に「T・ジョイ PRINCE品川」がオープンしました。それから約1年が経過しましたが、振り返ってみて、反響などはいかがだったでしょうか?

花田氏(以下敬称略):2016年は映画業界全体で見ても過去最高の成績で、T・ジョイ PRINCE品川にも、大変多くのお客様に足を運んで頂きました。中でも「シン・ゴジラ」は作中で品川の街が描かれていることもあって、まるで映画を観ながら実際にゴジラに襲われているような“ご当地感”を感じていただいたようです。

 IMAX上映した作品は他にも多数ありますが、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」「ラ・ラ・ランド」などの人気が高かったですね。

──品川のIMAXについては「スタジアム形式の座席」という表現がなされていますが、具体的にはどういう意味でしょう?

田村:座席配置のための傾斜がかなり急になっているんです。一般的なシネコンでもそれなりに傾斜はありますが、それを超えるレベルです。一番後ろの座席に座っても、スクリーンとの距離がかなり近く感じられるようになっています。

IMAXシアターの座席は「スタジアム形式」
IMAXはチケット売り場とは別フロアにある

 品川プリンスシネマの時代にもIMAXシアターはあったのですが、当時は超大作ハリウッド映画などの上映ではなく、教育・ドキュメンタリーの上映が大半でした。リニューアルする形で2016年7月にIMAXが復活し、品川で9年ぶりの復活となったIMAXは、他のシアターに比べてやや特徴的な構造になっています。

花田:リニューアルオープンからの1年を振り返ると、やはり「ホテルの中にあるシネコン」という良さを活かしつつ、いかにT・ジョイとしての運営体制を確立できるか。そのベース作りに力を注ぎました。

───どんな層のお客様が多いんでしょうか?

花田:中心となるのはファミリー、中高年の方でしょうか。それと作品にもよりますが、会社帰りの方も多く、19時前後に1日のピークを迎える時がありますね。女性人気の高い作品、最近ですと「ラ・ラ・ランド」は特に顕著でした。

東映グループのティ・ジョイが、ホテルと組んでわかったこと

──ティ・ジョイは東映グループのシネコンチェーンとのことですが、ブランドとして「T・ジョイ」の名称を使い始めたのはいつ頃からなんでしょう?

花田:2000年8月ですね。そこで「株式会社ティ・ジョイ」が誕生しまして、その年の12月には「T・ジョイ東広島」がオープンしました。ちなみに東広島は、東映の岡田茂名誉会長(故人。『仁義なき戦い』の製作などで知られる)の故郷でもあります。

田村:それ以前も「東映」の名前がついた(シネコンではない)映画館が各地にありました。東映グループとしても、今後シネコンに本格的に取り組んでいこうという考えから、T・ジョイが誕生しました。

──現在のT・ジョイ PRINCE品川は、プリンスホテルグループとT・ジョイが共同運営しているという理解でいいのでしょうか?

花田:はい。その中で、シネコンの運営実務と、どんな映画をかけるかという編成をT・ジョイが受け持っています。

田村:T・ジョイ系列のシネコンでも、「T・ジョイ」の名前がついていないところがありますが、その場合大半が、何らかの形で共同運営しているケースが多いですね。

 ただ、さまざまな協力先がある中で、「ホテル(の運営会社)とタッグを組んだ」というのは、新しい試みでした。また、共同運営するにも、ゼロから施設を立ち上げるケースが大半の中、営業しているシネコンへ“相乗り”的に参画するのも初でした。当然、「品川プリンスシネマからどう変わったの? 」と比較されるので、そこでどう期待に応えていくか、頑張ったのがこの1年でした。

花田:一番変わったのは番組編成だと思います。東映の作品はほぼ全て上映するようになりましたし、T・ジョイはかねてからODS(Other digital stuff:映画以外の、音楽ライブやスポーツなどのコンテンツの上映)にも積極的に取り組んでいるので、音楽ライブの中継なども増えました。

 接客もそうですね。「ホテルが考える接客」が(品川プリンスシネマ時代から長らく)提供されてきた訳で、我々としても大変勉強になっています。

花田氏

──「ショッピングモールの中のシネコン」とは、やはり違いがありますか?

花田:違いますね。ホテルというと、クロークで荷物を預かったりするイメージがあると思うのですが、T・ジョイ PRINCE品川の窓口でも、やはり荷物をお預かりしています。キャリーケースなどをお預けいただき、ゆっくり鑑賞できます。

───それは珍しいですね。

花田:大きな荷物を席の下に入れる必要もありませんので、便利だと思います。こういった“気付き”は、プリンスホテルから運営を引き継いだ効果でした。

館内
チケット販売窓口

映画館と鉄道会社の、実は密接な関係

田村:先ほど「ホテルとタッグを組んだのが新しいチャレンジだった」と申し上げましたが、さらにその大前提として、もともと「西武グループと東映グループがタッグを組んだ」という流れがあります。その枠組みの中の第1弾の取り組みがT・ジョイ PRINCE品川だった──と。

 東京・練馬の「T・ジョイSEIBU大泉」も、西武と東映のタッグによるものですね(編集部注:2016年4月1日に『T・ジョイ大泉』から改称。こちらもプリンスホテルとT・ジョイの共同運営体制に移行した)。

 「シネコンきっぷ」も代表的な例でしょう。西武鉄道の1日乗車券、T・ジョイSEIBU大泉の映画鑑賞引換券(ミニポップコーン付き)がセットになって大人2,100円と、お得な設定になっています。こちらは2月4日から8月31日までの期間限定販売ですが、西武グループと協力関係がなければ、絶対実現していなかった企画です。シネコンはどうしても地元のお客様が中心となりますが、このチケットがあれば例えば埼玉の秩父ですとか、西武線沿線だけれどもやや遠いお客様にもアピールできます。

西武鉄道の「シネコンきっぷ」(西武鉄道Webサイトより)

田村:「T・ジョイ」という名称にも色々な意味がありまして。「T」は東映(Toei)のTであると同時に、東急(Tokyu)のTでもあります。そしてジョイのほうも英語表記上は「Joy」ですが、本当は「Joint」の意味を込めていて「東映と東急がジョイントした」という意味なんですよ。

 東映という会社の歴史を遡ると、「東横映画」という映画会社に東急の資本が入っていて、東急と東映は関係が近いんですね。

 東急はもちろん、今回西武とも協力体制を組みましたし、博多ではJRとも良い関係を築いています。今後もどこか新しい鉄道会社と提携できれば嬉しいですね。

──鉄道会社を重視しているのには理由があるんですか?

田村:やはり沿線開発・再開発で鉄道会社は大きな役割を担っていますから、シネコンの新設などで色々有利です。それとやはり立地ですね。シネコンの起源の1つに「郊外のショッピングモールの活性化」があるんですが、果たして日本ではどうなっていくか。これだけ少子高齢化が叫ばれている以上、ゆくゆくは「駅近」に集約されていくとみています。シネコンも駅からの近さが強みになっていくのではないかと。

 その戦略が体現されているのが、駅直結の「T・ジョイ博多」、また「横浜ブルク13(松竹マルチプレックスシアターズ、東急レクリエーションと共同運営)」ですね。JR桜木町駅にほぼ直結しています。「T・ジョイ京都」も京都駅からすぐです。

劇団☆新感線の「ゲキ×シネ」など、ODSも積極展開

──T・ジョイ全体でODSに力を入れているというお話しでしたが、品川の状況はいかがでしょうか?

花田:グループの他のシネコンと比較しても多い方ではないかと思います。ほぼ毎週、なにかの作品が上映されている状態です。

田村:品川プリンスシネマの時代には年間77本のODS作品が上映されました。これに対してT・ジョイ PRINCE品川になってからは年間99本になり、だいぶ増えました。

 弊社が取り組むODSの代表例としては、劇団☆新感線と協力して2004年に開始した、演劇(エンゲキ)の迫力を映画館(シネマ)で体感する「ゲキ×シネ」があります(編集部注:同劇団の舞台公演を撮影し、編集して後日上映する)。

 劇団☆新感線のチケットは、人気ゆえに購入しづらいと言われてますが、それでも見たい方はいらっしゃいます。ならばシネコンがそこでお手伝いしましょう、と。

田村氏

 ただ、この取り組みを始まる前は「生の演劇を録画してみるなんて、お客が入るわけないよ」と言われたんですが、実際やってみると「ゲキ×シネのほうが良かった」なんて声もあったんです。そもそも「ゲキ×シネ」ありきで作品を作り込んでいますし、カメラでアップになるので役者の表情がよく分かるんです、それこそ汗をかいているのが見えるほどです。

 音響面もあります。舞台公演用の劇場に比べると、シネコンのほうが音響設備は充実しています。生の声を聞くのとはまた違う臨場感が出るんですね。

 日本映画製作者連盟のデータによりますと、'14年には全国でODSが311本だったのが、'16年に363本に増えています。特に生中継は去年200本近くあり、3年で140%ほどの伸びを見せています。T・ジョイではその半分近くの118本をODSとして上映しています。

──ODSにはまだまだ多くの可能性がありそうですね。

田村:私たちは「映画館」としてODS上映しているだけでなく、「配給」の立ち位置にもなっています。2011年からは、(ブルース・リーやジャッキー・チェンなどの作品で知られる)中国のオレンジスカイ・ゴールデンハーベストグループと提携しまして、アジア圏をターゲットにして、ライブビューイングを中心に、コンテンツの配給・配信事業を行なっています。T・ジョイもゴールデンハーベストも映画館を持っている興行会社なのですが、お互い作品をやりとりしましょう、という枠組みです。

 具体的には、中国・香港・台湾・シンガポールの4地域に現在は772スクリーンがありまして、そこで上映する作品の配給と衛星配信、両方をT・ジョイがやっています。ですから日本のコンテンツホルダーはT・ジョイへご相談頂ければ、該当地域のお客様へシアター向け映像をお届けできます。

──実際にはどんな作品が配信されていますか?

田村:2月には、声優さんによるコンサート「ラブライブ! サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE~」を配信しました。基本はリアルタイム配信です。このように、我々が劇場として上映する形だけでなく、配給・配信の役割を持つ場合もあります。日本のコンテンツは強いですからね。この海外向け配信は社としてまだそこまで大々的にアピールしていないので、ご検討中のコンテンツホルダーさんがいらっしゃれば是非協力したいですね(笑)。

花田:これとは別に、日本へ来た外国の方々のインバウンド需要を見越した「YOKOSO! EIGAKAN!」という取り組みも進めています。今のところアニメ中心なのですが、最新作品に英語と中国語の字幕をつけて上映するという内容です。T・ジョイPRINCE品川では2016年夏に「ONE PIECE FILM GOLD」を上映しました。旅行でいらした方はもちろん、日本に留学中の学生さんが、そのお友達を日本に呼んだときにご覧いただり、さまざまな形で楽しんでいただいているようです。

久留米で新シアター「T-LEX」を初導入。チケット販売の今後は?

──品川・桜木町(横浜)で相次いでIMAXを導入しましたが、それ以外にも設備面での取り組みはありますか?

田村:今年の4月1日には「T・ジョイ久留米」(福岡県)で新型シアターの「T-LEX(ティ・レックス)」を開設しました。一般的な劇場サイズに比べて大型のスクリーンになっていて、4ウェイスピーカーも採用しました。非常に小さな音からそれこそ爆発音まで、より繊細に表現できるようになっています。

大型スクリーンが特徴の「T-LEX」

──久留米以外のシネコンへのT-LEX導入はいかがでしょうか?

田村:現状ではまだ「検討中」という段階です。

──オンラインでのチケット購入の割合などは高まっていますか?

田村:今年でちょうどオンラインチケット販売システムの「KINEZO」が誕生して10周年を迎えました。現在の会員数は約270万人です。また、「キネパス」というアプリのダウンロード数が45万件に達しました。

 実はKINEZOの会員数が大幅に増加したのと「君の名は。」の上映タイミングが一致しているんです。恐らく若いお客様が「君の名は。」を見るにあたって初めてオンラインでチケットを購入したのではないかとみています。

花田:オンラインでのチケット購入率は、地域性に加えて、作品によっても異なる印象ですね。都心部が高く、地方が低いという一方で、やはり中高年向けの作品だと下がります。アニメだと高くなる傾向です。あとは「ムビチケ」(オンライン座席指定対応の前売り券)が普及してきた影響もあるかもしれません。品川でも、扱う前売り券の9割方がもうムビチケです。

 それとKINEZOには現金決済もご用意していますので、クレジットカードをお持ちでない10代の方でもご利用いただけます。

田村:KINEZOをはじめ、「お客様にいかに便利に使って頂けるか」は常に研究しています。Apple Payなど、新たな決済についても今後は検討していきたいですね。究極的にはチケットの“もぎり”もなくなって、お客様が一切並ばずに映画を見られるようになるのが理想かもしれません。

有人窓口以外に、チケット自販機もある
自販機は現金にも対応

食事メニュー充実、品川だけのお楽しみも

──シネコンの楽しみの1つと言えば食事もあります。どんな取り組みをされていますか?

田村:作品とのコラボメニューなどは積極的に取り組んでいまして、最近ですと「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」とタイアップしたメープル味のポップコーンなどをご用意しました。また、「新宿バルト9」併設のカフェ(カフェオアゼ)で限定メニューをご提供するケースも多いです。

 全店的な取り組みですと、2014年から「おめかしポップコーン」を販売しています。2012年から「映画館が本気で考えたメニュー」と題したシリーズ企画がありまして、その一環です。ポップコーンは「バタフライ型」と呼ばれるものが一般的ですが、おめかしポップコーンは「マッシュルーム型」なんです。食べやすい形ですし、フレーバーもさまざまなものを期間限定でお出ししています。

コンセッション(飲食販売コーナー)
販売商品の一例。一般的なポップコーンのほかに「おめかしポップコーン」がある
「おめかしポップコーン」のキャラメルチェダー

花田:系列シネコンの中でも品川限定で味わえるのが「フランスドッグ」です。フランスパンを使ったホットドッグで、ソーセージをレンジ調理ではなく、ここで茹でていたり、パンの食感も変えていて、プレミアム感を味わって頂けると思います。

品川限定販売の「フランスドッグ」(単品650円、セット950円)。ボリュームがあって、飲み物をつければ十分お昼ご飯になりそう

田村:フードに関しては「映画館だからこれくらいにしておこう」という限界は設けていません。地元のお店と協力して土地の名物を売ることもやっていて、例えば福島の「モッチュロス」という、チュロスの中にお餅が入っている菓子も取り扱ったことがあります。

すぐそばに託児所も

「映画」が全てじゃない、あらゆる手段で満足を

──今後の目標などはありますか?

田村:日本のシネコン市場を見渡すと、弊社は館数で言えば中堅。何もしていなければ食われてしまいます。「映画館だから(これ以上はしなくていい)」という発想は本当にないですね。T・ジョイ京都のシアター5では、シネコンでは初めて段床のない座席可変シアターを採用し、T・ジョイ蘇我はライブハウスを併設しています。

花田:T・ジョイ PRINCE品川の隣、プリンスホテル内に「クラブeX」というライブハウスがありますが、そこで行なわれた音楽ライブが全国のシネコンに生中継されることがあり、すぐ横のT・ジョイ PRINCE品川もその配信先の1つだったというケースもありましたね(笑)。そういった連携が上手くとれれば、面白いことも色々できそうです。

 映画業界の中にずっといるとどうしても忘れがちですが、品川に映画館があるという事をそもそもご存じない方も多いはずです。そういった方々も意識しながら、プリンスホテルの皆さんや品川の街の皆さんと協力していきたいですね。

田村:映画館に来て頂いた方に楽しんでもらう、喜んでもらう。これが何よりも重要です。大きなスクリーン、音響、食事、接客、さまざまな面でお客様に喜んで「また来よう」と思って頂ければ、(口コミなどで)また別のお客様を呼ぶきっかけにもなります。そのためにも「従業員1人1人がエンターテイナー」という意識でお客様に接していきたいです。会社設立当初から、社名のロゴとしても一貫して「ENTERTAINMENT COMPLEX」という経営理念を掲げている通り、映画作品の上映以外も色々とやっていきたいですね。

森田秀一

1976年埼玉県生まれ。学生時代から趣味でパソコンに親しむ。大学卒業後の1999年に文具メーカーへ就職。営業職を経験した後、インプレスのWebニュースサイトで記者職に従事した。2003年ごろからフリーランスライターとしての活動を本格化。主に「INTERNET Watch」「AV Watch」「ケータイ Watch」で、ネット、動画配信、携帯電話などの取材レポートを執筆する。近著は「動画配信ビジネス調査報告書 2017」「ウェアラブルビジネス調査報告書 2016」(インプレス総合研究所)。