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第14回:これが新DMDチップ「HD2」の実力だ!!
~ 実売100万円の高性能機「ヤマハ DPX-1000」 ~


 カジュアルに大画面が楽しめる低価格プロジェクタが市場をにぎわせているが、やはり「大画面マニア」な世界にも「ハイエンド」が存在する。今回は、業務用ではないが、個人用としてはかなりハイエンドクラスの製品、ヤマハの新製品「DPX-1000」を評価する。なお、DPX-1000は液晶方式ではなくDLP方式を採用している。


■ 設置性チェック~電動フォーカス、電動ズーミング、レンズシフト搭載

ヤマハDPX-1000。12月下旬発売で店頭予想価格は100万円前後
 ボディサイズが大き目なので、設置には約50cm×50cmの面積が必要になる。重さも13.8kgと、気軽に持ち運べるものではない。どう考えても常設を前提とした製品だといえる。

 大きさと重さを考えると、「本棚置き」はかなり難しく、ここは素直に天吊り設置を行なうべきだろう。なお、天吊り金具は高天井用「PMT-H35」(標準価格68,000円)と低天井用「PMT-L31」(標準価格38,000円)が用意されている。一般的な家屋への設置ならば、設置オフセットが139mm固定のPMT-L31で十分だろう。

 ちなみに本体重量と天吊り金具の総重量は約17kgとなる。天吊り設置には天井補強が必要不可欠で、設置作業は専門業者に相談することをお勧めする。

 投写レンズは1.6倍ズームを採用。最大ズーム時で100インチ(16:9)を3mで投影できる。これならば8畳で80インチ、12畳で100インチが実現可能。

 そして投写レンズはリモコンで操作可能な電動レンズシフト機能を持っており、上方向にはレンズの中心の延長線上に投影像の下端がくるまで、下方向には上端がくるまで無段階に調整できる。スクリーンの設置高と本体の設置高によらず、的確な投写ができるということだ。これは心強い。

 さらにフォーカス合わせもリモコンで操作可能。本体側に設置されたフォーカスリングを回して合わせるタイプだと「ちょっと調整してはスクリーンに近づいて……」を繰り返さなければならないが、DPX-1000ではスクリーンに顔を近づけたままフォーカス合わせができる。「ドットのボケは許さない」というような厳しい調整マニアには実に嬉しい機能だといえる。

 映像とスクリーンの位置関係がレンズシフト機能では対応できないほどずれているときは、本体を傾けて投影し、台形補正を行なうことで修正できる。しかし、デジタルベースの補正になるので、非常用と考えるべきだろう。

 投写モードは、フロント、リア、天吊り、台置きの全組み合わせに対応。光漏れは底面側に若干ある程度で、投写映像への影響は全くない。

レンズ左にあるのがエアダクト。ファンノイズはランプモードを標準状態(「エコノミー=オフ」)では、プレイステーション 2と同程度。エコノミー=オンにすると若干小さくなる 本体上面の操作パネル。アスペクト費の切り替えもここで行なえる


■ 操作性チェック~レバーでリモコンボタンが点灯

ライト点灯がボタンではなくレバー操作となっているのは、暗闇で「あたり」を付けやすくするための配慮だろう。なかなかユニークな機能デザインだ

 電源ONから映像が出てくるまで約25秒(実測)で、最初は暗く、徐々にスペック輝度まで明るくなっていく。最近の製品としては速くも遅くもない標準的なタイムだといえる。

 リモコンのボタンはほとんどが蓄光式。ただし、操作の基本となる[AUTO](自動調整)、[電源]、[ESCAPE]、[MENU]、[ASPECT]、[INPUT]の各ボタンは、リモコン中央のライト点灯レバーを倒すことで自発光する。

 自発光の[INPUT]ボタンを押すことで入力切替を順送りできるが、リモコン下部には、各入力ソースへのダイレクト切り換えボタンも実装されている。

 入力切り替えにかかる所要時間は「Sビデオ→コンポーネントビデオ」の切り替えで約3秒(実測)であった。これも標準的なスピードだといえる。

 ちなみに、画面アスペクト比は、以下の7モードを搭載する。

  • オート……入力ソースにアスペクト情報が含まれる場合、これに合わせて最適なモードへ変更する。
  • ノーマル……アスペクト比を維持したまま縦方向をパネル解像度に拡大する。4:3画面の表示に適したモードだが、パネル左右の領域は表示に利用されない。
  • スクイーズ……スクイーズソースを16:9に戻してパネル一杯に表示する。
  • 字幕ズーム……字幕付きのレーターボックス映像の場合に使用。主画面の上下位置と字幕の範囲を調整できる。
  • 入力信号を拡大縮小せずにそのまま表示する
  • スルースクイーズ…スクイーズソース向きのモードだが、「スクイーズ」と違い、拡大処理を行わない。
 なお、アスペクトモードの切り替え操作は、自発光する[ASPECT]ボタンで順送りに行なわれる。

 実際に使ってみて便利だったのが、ありそうでない「レンズロック機能」。せっかく調整したレンズシフト、フォーカス、ズームの各設定を誤って変更したりしないようにする機能だ。地味な機能だが「子供に設定をいじられたくない」というお父さんにとって、待望の機能だといえよう。


■ 接続性~ビデオ系からPC系まで完全無欠の接続端子ラインナップ

INPUT A、Bそれぞれの入力信号設定はメニューで行なう必要がある
 映像の入力接続端子は、コンポジットビデオ端子、Sビデオ端子、INPUT A(BNC端子)、INPUT B(D-Sub15ピン)、D端子(D4対応)、DVI-D端子(デジタルRGB)の全6系統を装備する。

 このうち、少々難しいのがINPUT AとINPUT Bという入力名称の接続端子だ。この2つは、ホーム向け低価格プロジェクタやポータブルデータプロジェクタで採用例の多い、兼用端子になっている。

 INPUT AはBNC端子となっており、Y/Pb/Pr、Y/Cb/Crのコンポーネント、あるいはアナログRGBを入力できる。コンポーネント入力は、BNC端子のついたケーブル、またはRCAケーブルとBNC-RCA変換プラグとの組み合わせで可能。なお、本体にはBNC-RCA変換プラグが3個付いてくる。

 INPUT BはD-Sub15ピン端子で、いわゆるパソコンのアナログRGB接続端子と同じだ。この端子も変換ケーブルを使うことでコンポーネントビデオ入力が可能になる。ただし、その変換ケーブル自体は付属しておらず、また純正オプションにも設定されていないので、INPUT Bによるコンポーネント入力を考えている人は、自分でなんとかしなければならない。

 結局、DPX-1000はパソコン入力ならばINPUT A/B、DVI-Dの3系統が、コンポーネントビデオ入力をならばINPUT A/B、D端子の3系統が利用できることになる。ユーザーの嗜好にフレキシブルに対応できる接続性は高く評価できる。


■ 画質チェック(1)~深い色深度と自然な色再現性

白色領域を映したときに、各画素の上側の格子筋の下部が水色に、下側の格子筋自体が赤色になるような色ずれが知覚できる。これは光学系の問題なのか、単板式特有の時分割カラー表示によるものなのかはわからない(撮影によるものではなく、肉眼で見てもそう感じる)
 公称最大光出力は800ANSIルーメン。スペック的には1000ANSIルーメン以下ではあるが、薄暗くしただけの部屋でも、十分見ることができた。

 パネルは、冒頭でも述べたように液晶方式ではなくDLP方式を採用する。DLP方式は光を投写方向に反射する/しないを高速に行なうことで時間積分(デジタル)的に明暗を作り出す。

 DPX-1000に採用されているDMDはアスペクト比16:9、解像度1,280×720ドットの新型DMDで、マイクロミラーの動作角が従来の10度から12度へと広げられている。これは光をON/OFFさせた時の明暗のダイナミックレンジを広げる効果があることから、映像をハイコントラストにすることに繋がるという。

 実際に、その映像は透過型液晶方式よりも黒の沈み込みが鋭く、メリハリの利いた画作りになっている。今回、評価用に「スターウォーズ・エピソード 2」などの「宇宙もの」をいくつか見てみたが、「宇宙がちゃんと黒く見えた」のはなかなか感動的だった。

 各画素間の隙間はあるにはあるが、解像度が高いことも手伝ってか、単色領域の面表現においてもほとんど粒状感を感じない。写真ではわかりにくいが、よく見ると駆動回路の影だろうか、各画素の右上が若干欠けたような影が出ており、各画素中央にはマイクロミラーの支柱の影が出ているのがわかる。しかし、映像が不自然に見えるほど目立ったものではない。

 色深度は深く、カラーグラデーションも滑らかでマッハバンドはない。暗色から明色へのグラデーションも、アナログ的な、継ぎ目の感じられない平滑さがある。

 黒の沈み込みは前述したように圧倒的だが、やはり暗部階調は単板式DLP特有の「死に気味」な特性が出ている。しかし、それでもこれまで筆者が見た単板式DLPのものとしては最高レベルの表現力だと思う。逆に中間から明部の階調までの表現力は実に正確。明るいシーンの多い映像の再生でこそDPX-1000の本領が発揮されそうだ。

 エントリクラス機にあるような「スタンダード」、「シネマ」といったプリセット色調モードは存在しない。その代わり、ユーザーが設定した色設定を各入力ソースごとに6個まで登録できるユーザーメモリ機能を搭載している。標準状態でも色の出方は美しく、よほどのことがない限り、大きな調整は不要だろう。

 気になるカラーブレーキング現象についても触れておこう。結論から言えば、やはり暗色はちらついて見えてしまう。暗い階調や灰色系のグラデーションでは単板式DLP特有の明滅系のカラーブレーキング現象が知覚されるが、それでも単板式DLPとしてはよく抑えられている。これは5倍速で駆動される新開発のモノリシック(一体型)カラーフィルターのおかげだろう。

 このほか、カラーブレーキングは、奥から手前に向かって3Dスクロールするシーン、横スクロールするシーンで発生する。しかし、近寄って凝視すればわかるといったレベルであり、なおかつDPX-1000の発色の鮮烈さに意識を奪われるので、気になることはあまりないだろう。

メニュー画面。上段は右から画質設定、初期設定、設置設定。画質設定のシャープネスは、適用する周波数(L/ML/MH/H)とゲインを組み合わせて設定する。下段はRGBCMYの色座標の設定画面。数値を設定すると、グラフで図示する (c)DISNEY ENTERPRISES,INC./PIXAR ANIMATION STUDIOS


■ 画質チェック(2)~黒へこだわるユーザーに捧ぐ

 DPX-1000は標準でも黒の締まり具合が良好だが、さらなるこだわりを要求するユーザー向けに、ユニークな特殊機能が搭載されている。

 1つは絞り(アイリス)機能だ。最大輝度を500ANSIルーメンに抑え、相対的に暗部の沈み込みを強調するものだ。このため、最大輝度は40%近く落ちることになるのだが、コントラスト比は逆に上昇し、結果的に2,700:1というハイコントラストになる。ちなみに標準時のコントラスト比は1,500:1。

 筆者個人の意見だが、アイリス機能を有効にしなくてもDPX-1000の黒の沈み込みは「十分ある」と感じている。また、アイリス機能を有効にすると黒が一層黒くなりコントラストは高くなるものの、暗部階調は一層つぶれるので、普段はオフでもいいかもしれない。

 もう1つはランプのエコノミーモードだ。ランプへ供給する電力を20%カットして省電力動作を行ない、ランプの寿命を延ばすものだが、電力供給量が減る分、光源の輝度も控えめになるため、黒の締まりもよくなる。

 すると、どちらを使うべきかと悩んでしまうところだが、エコノミーモードでは光源の白色光の色成分バランスが変わってしまうためか、アイリス機能ONの状態よりも色が地味に見えてしまった。ただ、これも調整次第では改善できるので、ランプ寿命優先で使用したいユーザーは挑戦してみるといいだろう。通常、黒の締まりをどうしても優先したい場合は、アイリス機能の活用をお勧めする。

DVDビデオ『モンスターズ・インク』の投影画像
 コンポーネント接続時の投影画像を、デジタルカメラ「D100」で撮影した。ソースはDVDビデオの「モンスターズ・インク」(国内盤)。

 D100の設定は、コントラストLow、色温度「晴天」(約5,200K)にしている。

 コンポーネント接続は、INPUT AのBNC端子を使用。プレーヤーのDV-S747Aとは、BNC-RCA変換プラグを用いて接続している。DVI-Dは、1,280×720ドットの状態で投影した。

 撮影後、1,024×573ドット(DVI-Dは1,024×560ドット)にリサイズし、画像の一部分を切り出した。部分画像をクリックすると全体(640×358ドット、DVI-Dは640×360ドット)を表示する。

(c)DISNEY ENTERPRISES,INC./PIXAR ANIMATION STUDIOS

コンポーネント接続
アイリス「標準」
アイリス「シネマ」

DVI-D接続
アイリス「標準」
アイリス「シネマ」

視聴機材
 ・スクリーン:オーロラ「VCE-100」
 ・DVDプレーヤー:パイオニア「DV-S747A
 ・コンポーネントケーブル:カナレ「3VS05-5C-RCAP-SB」(5m)


■ 画質チェック(3)~オールラウンドな高品位表示

 続いて、各映像ソースを見た時のインプレッションを示す。

▼ DVDビデオ(コンポーネントビデオ端子接続)

 人肌などの面の色合いも自然で、圧倒的な解像感と色乗りの鮮明さが映像にリアリティを加味してくれる。暗色のカラーブレーキングも確認できるが、明るいシーンではそれほど目立たない。逆に暗いシーンが連続し、しかもその中をモノが動くような映像では気になることもあった。

 Faroudjaのプログレッシブ化ロジック「DCDi」も優秀で、プレーヤーのインターレース出力映像も的確にプログレッシブ化され美しい。DVDプレーヤーによっては、プレーヤー本体のプログレッシブ化機能は使わずにDPX-1000側のプログレッシブ化機能を活用した方が高画質になるかもしれない。

▼ S-VHSビデオ(Sビデオ端子接続)

 これもFaroudjaのDCDi機能の効果で、1フレーム、1フレームがネイティヴでプログレッシブだったと錯覚させるほど解像感が高められていた。

▼レーザーディスク(コンポジットビデオ端子接続)

 DPX-1000には、コンポジットビデオ映像に対してのみ働く3次元Y/C分離回路が搭載されている。これは色信号と輝度信号を分離し、フレームの相関性を考慮しながら映像を再構成するもので、輪郭の色ずれや、映像中の縦縞が虹色に見えてしまうクロスカラーを防止できる。

 この機能の使い道の代表例として挙げられるのレーザーディスクの再生だろう。レーザーディスクはコンポジットビデオ信号を記録したメディアだ。LDプレーヤー側に3次元Y/C分離機能を持っているものもあるが、機種によってはこの品質がよくないこともある。もし、DPX-1000の方が優秀であれば、こちらを活用すればいい。

 ということで試してみたが、確かに輪郭の滲みが抑えられ、字幕の文字の縁取りなどもくっきりして出ていた。DPX-1000は、LD資産の再生プラットフォームとしても活用できそうだ。

▼ハイビジョン(BSデジタル、コンポーネントビデオ端子接続)

 ハイビジョン(1080i)のリアル解像度は1,920x1080ドット。対してDPX-1000のパネル解像度は1,280×720ドットと、画素情報量では1/2以下になるのだが、ハイビジョンらしい解像感の再現性は合格点レベル。タレントの着ている襟巻きの綿毛の先端が見えるほどだった。画素数的には縮小表示とはいえ、VGAクラスのパネルとは、やはり表現力が異なる。実用レベルの画質を実現できていると思う。

▼PC(DVI-D接続)

解像度 表示結果
640×480ドット 正常
800×600ドット
848×480ドット 画面下部にゴミが出る
854×480ドット
864×480ドット
1,024×600ドット
1,024×768ドット 正常
1,152×864ドット 認識されず
1,280×720ドット 正常
1,280×960ドット
1,280×1,024ドット
 MATROX G550のDVI-D出力を用い、右表の解像度で実際にどう投写されるかテストしてみた。

 パネル解像度の1,280×720のリアル表示は、まさしく入力映像信号と各画素が1対1に対応して表示されるモード。最も美しく表示されていた。

 「PCを常用するならば、この解像度で……」と手放しでお勧めしたいところだが、問題点もある。貸出機だけの現象かもしれないが、実はこのモードだと画面の最右端に上から下に向けて黒い影が無限ループで流れ落ちるのである。相性問題という可能性もあるが、この解像度での表示の美しさは捨てがたいので、改善されることを望みたい。

 なお、DLP方式はデジタル、DVI-D出力もデジタルなので「DVDビデオのフルデジタル再生!」と勇んで挑戦してみたが、プレーヤーソフトの問題だろうか、シャープネスを強調しすぎたようなざらついた映像になった。もしかすると、DPX-1000の映像調整を利用すれば、かなりいいところまで追い込めるかもしれない。

▼ゲーム(コンポーネントビデオ端子接続/D-Sub15ピン端子接続)

 DPX-1000は「RGB-TVの映像信号を入れられる」とのことだったので、プレイステーション 2の映像を21ピンのRGBケーブルで出し、これを電波新聞社のスキャンコンバータ「XRGB-2」に接続、垂直同期を(31kHzではなく)15kHzでDPX-1000に入れてみた。すると見事に表示できた。

 コンポーネントビデオ端子接続の映像と比べると、あまりにもドット形状がはっきりして映るため「ざらつき」を感じ、「いかにもゲームグラフィックス」という感じに見えてしまう。しかし、ゲーム映像の画素情報が過不足なく表示されるので、これはこれで利用価値は高い。


■ まとめ~さすが100万円だけのことはある

 高い接続性と、あらゆるソースを高画質に表示する適応能力は、「映画も、ゲームも、PCも」という、多目的活用を考えている欲張り派のユーザーにこそお勧めしたい。もちろん、画質にこだわるユーザーにも最適だ。ただし、実売価格は100万円前後と高価。「値段は高いがものはいい」……この一言に尽きる製品だ。

DPX-1000の投写距離(16:9)
※台形補正機能は使用せず、ズーム最短の状態

【DPX-1000の主な仕様】
投影デバイス 0.8型DMD HD2パネル(1,280×720ドット)
レンズ 光学1.6倍電動ズーム
ランプ 270W SHP
明るさ 800ANSIルーメン(スタンダードモード)
500ANSIルーメン(シネマモード)
コントラスト比 2,700:1(絞りON時 シネマモード)
1,500:1(絞り開放時 スタンダードモード)
入力ビデオ信号 480i/576i/480p/576p/720p/1080i
映像入力 コンポーネント/アナログRGB×2(BNC、D-Sub15ピン)、D4、DVI-D、S映像、コンポジット×各1
消費電力 365W(待機時0.1W以下)
動作音 30dB(標準モード)
28dB(エコノミーモード)
外形寸法 495×465.4×189.5mm(幅×奥行き×高さ)
重量 13.8kg

□ヤマハのホームページ
http://www.yamaha.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.yamaha.co.jp/news/2002/02111401.html
□関連記事
【11月14日】ヤマハ、DMD「HD2」採用のホーム向けDLPプロジェクタ
―コントラスト比は2,700:1。DCDi、DVI端子も装備
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20021114/yamaha.htm
【8月8日】【大マ】リアル720p対応、DCDi搭載の技巧派
~ 初の液晶モデルの出来は? 「ヤマハ LPX-500」 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020808/dg06.htm

(2002年12月19日)


= 西川善司 =  ビクターの反射型液晶プロジェクタDLA-G10(1,000ANSIルーメン、1,365×1,024リアル)を中核にした10スピーカー、100インチシステムを4年前に構築。迫力の映像とサウンドに本人はご満悦のようだが、残された借金もサラウンド級(!?)らしい。
 本誌では1月の2002 International CESをレポート。山のような米国盤DVDとともに帰国した。僚誌「GAME Watch」でもPCゲームや海外イベントを中心にレポートしている。

[Reported by トライゼット西川善司]


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ウォッチ編集部内AV Watch担当 av-watch@impress.co.jp

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