■ 地上デジタルが視聴可能な人は5%
受信可能な放送で最も多いのは、当然ながら「地上アナログ放送」が95%の761人、次いでBSアナログ放送が65%の526人となった。
注目されるのは3位のBSデジタルで、36%の289人という結果。BSデジタル放送推進協会が発表している現在の世帯普及率は約10%で、36%という数字は、画質や音質にこだわるAV Watch読者ならではの結果と言えるだろう。以降はCATV放送、CS放送、110度CSデジタル放送と続いている。
なお、12月1日に開始された地上デジタル放送が視聴できる人は、5%の45人だった。この数字が今後どのように推移していくかが注目される。なお、蓄積型放送として話題を集めたep放送は、普及率が2%の12人という残念な結果となった。
■ アニメ録画が中心?
1週間で録画する番組数は、「3~5番組」と「6~10番組」が同率の23%。合計で46%となり、約半数の人が3~10番組を録画していることになる。次いで「11~20番組」が15%の122人。なお、以降は番組数が一気に減り、「1番組未満」と答えた人が12%(96人)、「1~2番組」が11%(91人)という結果になった。
録画している番組のジャンルでは、「アニメ」が最も多い57%(455人)。次いで「ドラマ」が44%(352人)、「映画」が40%(323人)となった。なお、野球などのスポーツ番組の延長の影響で、深夜に放送しているアニメ番組の放送時間が変更され、録画が失敗することへの不満が多く寄せられた。
■ 録画予約は「日時指定」が主流
録画予約の方法では、「日時指定による録画予約」が最も多い69%(558人)を占めた。VHSデッキなどで広く普及している「Gコード」の利用者は意外にも30%(247人)に留まり、「iEPG」が27%(217人)と僅差で追い上げている。
iEPG以外のEPGでは、「BSデジタル/110度CSのEPG」が24%(194人)、今後の普及が期待される「地上波EPG」が10%の87人となった。
なお、自由記入欄ではコピーワンスを導入したBS/地上デジタル放送への不満や、HD放送をそのまま録画できない現在のDVDレコーダへの不満が多くあげられた。
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