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AK70とAK300シリーズがaptX HDに対応。TIDAL音楽配信の利用も

 アユートは13日、iriver Astell&Kernのハイレゾプレーヤー「AK70」と、「AK380」、「AK320」、「AK300」をアップデート。新たにBluetoothの高音質コーデックである「aptX HD」に対応した。さらに、ロスレス音楽ストリーミング配信サービスの「TIDAL」に対応(日本では未サービス)した。

AK70

 13日に提供開始されたファームウェアにより、AK380は「V1.40」、AK320は「V1.20」、AK300は「V1.20」、AK70は「V1.30」へ、それぞれ更新。アップデート提供はOTA(Over-The-Air)によるネットワーク配信のみとなる。

 4機種共通の機能強化として、Bluetooth伝送時のaptX HDコーデックをサポート。対応するヘッドフォン/イヤフォンなどと組み合わせることで、最高48kHz/24bit相当の高音質なワイヤレス音声伝送が可能になる。

 なお、Astell&Kernは、ソフトバンク コマース&サービスと共同で、aptX HD対応のワイヤレスポータブルアンプ「XHA-9000」を開発、10月21日に発売する。この製品については別記事で掲載している

 また、aptX HD対応のヘッドフォンとしては、オーディオテクニカが11月25日に発売する「ATH-DSR9BT」や「ATH-DSR7BT」、LG「TONE PLATINUM」(HBS-1100)などがある。

 今回のAKシリーズアップデートでは、ロスレス音楽配信サービスのTIDALにも対応。ただし、TIDALの利用には有料のアカウントが必要で、日本ではサービスインしておらず、アユートのサポート外となる。

 そのほか、AK300シリーズ3モデルにおいては、別売の「AK Recorder」を使ったLPレコードなどの録音時に利用可能な、ファイル分割機能も追加される。

 また、4機種共通の動作改善として、Bluetooth使用時の、L/Rバランス機能の問題が修正される。

AK380