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ソニー、音楽とVRを融合した新ブランドプロモーション「Lost in Music」

 ソニーは、最新の技術を活用して音楽ファンに新しい体験を届けるブランドプロモーション「Lost in Music」(ロスト・イン・ミュージック)をスタートした。グラミー賞で3部門にノミネートされ、Best Dance Recordingを受賞したザ・チェインスモーカーズなどのアーティストと協力し、音楽とバーチャルリアリティ(VR)技術を融合させた新たな音楽体験を創出する。

 Lost in Musicは、「音楽に浸る」の意味。没入感ある音楽体験を表現しているという。1月13日に米国ロスアンゼルスで開催したイベントを皮切りに、米国でのイベント展開ならびにウェブ等での情報発信を行なっている。

 ザ・チェインスモーカーズは1月27日に、最新シングル「Paris」のVRミュージックビデオをソニーと協力して制作することを発表。PlayStation VR向けに制作が進められており、米国オースティンで開かれるクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW 2017」で、3月15日にお披露目。「PlayStation Store」で、今春以降販売を開始する予定。

ザ・チェインスモーカーズ

 また、3月12日から14日まで開催されるSXSWへのソニーの出展概要を発表。体の動きで音を奏でる「Motion Sonic Project」や、ネックバンド型デバイス「N」、インタラクティブ空間をテーブル上に作り出す「T」など「Future Lab Program」、プロジェクタで映し出したスクリーンに直接触れて操作する「Xperia Projector」などを紹介する。