ニュース

'17年の4Kテレビ販売は前年比3割増の140万台、GfK予測。有機ELは4月時点で7倍

 GfKジャパンは9日、家電量販店やネット通販などにおける2017年の4Kテレビや有機ELテレビの販売動向を発表した。'17年1〜4月の4Kテレビ販売台数は前年比76%増で、’17年通年では前年から40万台増の140万台を見込む。有機ELテレビは4月時点で販売台数が前年の約7倍に増加した。

2013〜2016年の4Kテレビ国内販売台数と、2017年予測
(出典:GfK)

 今回の発表は、家電量販店、総合量販店、地域量販店、インターネット販売の各販売チャネルにおける販売実績を元に、市場規模相当まで拡大推計したもの。

4K TVは40〜45型がけん引。有機ELが今後の活性化要因

 2017年1〜4月の国内テレビ販売における4Kテレビの構成比は、数量ベースでは前年同期の16%から28%へ、金額ベースでは同42%から57%へ上昇。なかでも40〜45型は各メーカーが注力しており、販売モデル数も1年で1.75倍に増加し、販売拡大をけん引。同サイズの1〜4月の販売は、数量前年比が119%増、金額は前年比77%増となった。

 一方で、4月のテレビ販売における4Kテレビの数量構成比を見ると、46型以上では8割を超えたのに対し、40〜45型では41%にとどまる。GfKは「(40〜45型は)拡大の余地も大きい。4Kへの移行が期待される」としている。

テレビ販売における4Kテレビの数量構成比
(出典:GfK)

 4Kテレビの平均価格は全体的に値ごろ感が強まり、最も販売数量が多い49型の1〜4月の平均価格は、前年同期を19%下回る129,900円。フルHD機種との価格差は48,900円まで縮まったことも、販売を後押ししたと見ている。

 有機ELテレビについては、テレビ販売における数量構成比は4月時点では1%未満だが、販売台数は1年前の約7倍に増加。'17年は複数の国内メーカーから有機ELテレビが発売され、売場の活性化要因と見られている。

 2017年のテレビ販売見通しは、「テレビ全体の買い替え需要や大画面テレビへの移行が追い風。エコポイント制度やアナログ停波時のテレビ購入者の買い替え需要は徐々に顕在化しており、前年同期からプラス成長となる月が増加。購入テレビの平均画面サイズは2年間で3.6インチ大きい35.9インチとなった。画質の良さがよりアピールされやすい環境になってきた」としている。2017年の4Kテレビ販売台数は、前年から約40万台増の140万台を見込む。