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Beats、空間オーディオ対応「Studio Buds」は8月11日発売

「Beats Studio Buds」

Beats by Dr. Dreは、アクティブノイズキャンセリング(ANC)、空間オーディオに対応した完全ワイヤレスイヤフォン「Beats Studio Buds」の発売日を8月11日と発表した。カラーはブラック、ホワイト、Beatsレッドの3色で、価格は17,800円。

6月に製品発表していたが、詳しい発売日が決定した。イヤフォン片耳5gという軽量設計で、3サイズのソフトなシリコン製イヤーピースと組み合わせることで「一日中着用しても驚くほど快適」とする。充電ケースの外形寸法と重さは、5.1×7.2×2.55cm(幅×奥行き×高さ)、48g。

イヤフォンは片耳5gの軽量設計

2枚の振動板を採用した独自の8.2mmドライバーを搭載。硬質なピストン軸を柔軟なハウジング内に搭載したことで、パワフルでバランスのとれた音響を実現した。デュアルチャンバーの音響構造によって高度なステレオセパレーションを実現しており、周波数カーブ全体で高調波歪率を低減することによって、ひとつひとつの音をクリアに聴きとれるようになっている。

サブスクリプションサービスのApple Musicで配信が始まったDolby Atmosも利用可能。対応楽曲を再生すると自動的に空間オーディオに対応し、臨場感あふれるサウンドを楽しめる。

ANCはリアルタイムの適応型ゲインコントロールにより風切音や周囲の音を遮断する。さらにANCをオンにした場合でも、クリアなサウンドを実現するために、ソースファイルをモニタリングするアルゴリズムを採用。同時にオーディオに影響する歪みを1秒間に最大48,000回修正、除去する。

周囲の音を聞く必要がある場合はイヤフォンに備えられた「b」ボタンを長押しすることで、外部音取り込みモードに切り替え可能。外向きマイクから取り込まれた周囲の音と一緒に、自然な環境で音楽を楽しめる。通話では、デュアルビームフォーミングマイクがユーザーの声を認識して風切音や周囲のノイズを取り除くことで、クリアな音声を実現した。

「b」ボタンでは、そのほか通話の応答/終了、コンテンツの再生/一時停止といった操作もできる。

AppleデバイスやAndroidデバイスとワンタッチでペアリング、簡単に接続できる。BluetoothはClass 1で、通信範囲が広く、ペアリングしているデバイスを、どこに身に着けていても、音の途切れが少なく、安定した接続ができるという。左右のイヤフォンはそれぞれ個別にデバイスに接続されるため、片耳だけでも使用可能。

充電ポートはUSB Type-C

イヤフォンの再生時間は、ANC/外部音取り込みオフで最大8時間。ANC/外部音取り込みオンの場合は最大5時間。ポケットサイズの充電ケースと組み合わせた場合は、それぞれ最大24時間、最大15時間の再生ができる。Fast Fuel機能により5分の急速充電で最大1時間の再生も可能。

Beats製品として初めて、iOSデバイスの「探す」。Androidデバイスの「端末を探す」機能の両方に対応。イヤフォンを紛失しても、Bluetoothと接続していれば、最後にイヤフォンを確認した場所をもとにすばやくみつけられる。また近くにある際は音を鳴らして探すこともできる。

Beatsレッド
ホワイト
ブラック