オヤイデ、FiiOのポータブルヘッドフォンアンプ「E7」

-5月25日発売で15,750円。USB DAC機能も装備


E7

5月25日発売

標準価格:15,750円

 オヤイデ電気は、FiiOのポータブルヘッドフォンアンプ「E7」の発売日と価格を発表。5月25日に、15,750円で発売する。以前から発売を予告し、10日に行なわれた「春のヘッドフォン祭 2010」にも展示されていた。

 低価格なポータブルヘッドフォンアンプを手掛ける中国メーカー、FiiOの新製品。ステレオミニのアナログ音声入力と、2系統のヘッドフォン出力を備え、バッテリを内蔵。ポータブルプレーヤーと接続して、ポータブルヘッドフォンアンプとして使用できる。

「春のヘッドフォン祭 2010」で展示された「E7」底面ヘッドフォン出力は2系統備えている

 さらに、USB DAC機能も備えてており、PCの音声も出力できる。TIの「PCM2706」をUSB DACとして内蔵するほか、メインDACにはWolfsonの「WM 8740」とAD製オペアンプを組み合わせて使用している。

 ヘッドフォンアンプのプリアンプとパワーアンプには、TIの「OPA2338」と「TPA6130A」を採用。「既発売のE5やE1で実証済みの高音質、高解像度、低歪、パワフルな出力を実現する」(オヤイデ)という。

側面の操作部

 最大で80時間の駆動が可能で、充電所要時間は約3時間20分。充電はUSB経由で行なう。

 また、ヘッドフォンアンプとして世界初という有機ELディスプレイを装備。3段階のバスブースト機能も使用できる。筐体は陽極酸化アルミニウムによるヘアライン仕上げ。自動キーロック機能やスリープタイマー機能も備えている。

 適応インピーダンスは16~300Ω。出力は150mW(16Ω)、16mW(300Ω)。外形寸法は96×55×15.5mm(縦×横×厚さ)。重量は100g。



(2010年 5月 14日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]