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Google、Android TV搭載のHDMIボックス「Nexus Player」

 米Googleは15日(現地時間)、Android OSの最新バージョンAndroid 5.0 Lollipop(コードネームAndroid L)と、LollipopベースのASUS製Android TV端末「Nexus Player」を発表した。10月17日より米国で予約を開始する。日本語ページは16日午前2時現在用意されていない。

Nexus Player
Nexus Player。円形のデザイン

 新OSのAndroid 5.0 Lollipopは、「Material design」(マテリアル・デザイン)と呼ぶ新デザインを採用したほか、通知機能の強化や消費電力の低減、Bluetooth Low Energy(BLE)対応強化による、ヘルスケアデバイス連携の拡充などを図っている。またカメラ機能や64bitサポートも強化している。

 Nexus Playerは、Android 5.0をベースとしたテレビ向けプラットフォーム「Android TV」を採用したSTB。テレビなどとHDMIで接続し、付属のリモコンやAndroidスマートフォンなどと連携して動作し、NetflixやGoogle Play、YouTubeの人気番組などの動画やAndroidアプリなどをテレビで利用可能とする。

 付属のリモコンはBluetooth Smartで本体と連携。また、別売のゲームパッド「Gamepad for Nexus Player」を使ったAndroidゲームプレイにも対応する。

 CPUはクアッドコアのIntel Atom 1.8GHzで、グラフィックエンジンはImagination PowerVR Series 6。IEEE 802.11ac(MIMO)対応の無線LANやEthernetを装備。外形寸法は120×120×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は235g。

別売のゲームパッドでゲームプレイも

 また、Lollipopを採用したモトローラ製スマートフォン「Nexus 6」とHTCタブレット「Nexus 9」も発表。日本でも順次発売予定。Nexus 6/9については別記事で紹介する。

(臼田勤哉)